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Appleが今年11月、M1という独自のチップを開発したことを発表しました。

M1は10年以上にわたってiPhone、iPad、Apple Watchのために業界最高レベルのチップを設計してきた経験をもとに作られており、世界最速のCPUコア、世界最速の統合型グラフィックスを持ち合わせています。

M1を搭載したMacbook Airが発売されるや否や、ネット上では

「ひぇぇえ。こんなに性能良いと思わなかったな」

「Macアンチだったけど流石に負けましたwww」

「この性能ならPCの世界シェアひっくり返せるぞ!」

などと言ったコメントで溢れ、想像の遥か上の性能で革命的すぎるとMacユーザの間でも話題になったほどです。

現在のCPU世界シェアトップは「インテル入ってる?」でお馴染みのインテルですが、専門家によればAppleのM1は「破壊的イノベーション」であり、Intelを駆逐する可能性があるとも指摘しています。

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もともと、Appleは2006年にインテルと業務提携して「インテル搭載Mac」を発表しました。

2006年に開催されたAppleの基調講演で、Intel搭載iMacが初めて発表された際に、Intelの作業服に身を包むインテルCEOがシリコンを持って登壇した時の映像が以下のムービーです。



インテルCEOは「完全にインテルが勝利したように見えた。確かにAppleとインテルの取引は、インテルにとってこれまで実現できなかったほど重要だった。しかし、それは『インテルがデスクトップPC向けCPU市場を支配した』という意味ではなく、むしろ『インテルが次に何が起こるかを考えている企業との関係を築いた』という意味で重要だった」と述べています。

この頃、「インテル入ってる?」というCMもヒットし、インテルはCPU市場において不動のトップを獲得する巨大企業までのし上がっていました。

実はインテル搭載iMacを発表した1年後に登場したiPhoneのチップをインテルが開発する話も浮上しており、実際にインテルとAppleで協議もあったのですが、インテル製チップ搭載のiPhoneは実現しませんでした。

インテルは当時すでに携帯電話向けに、XScaleというチップを発売していましたが、もしインテルがこのXScaleからより電力効率を向上するような製品を開発し、iPhoneへの搭載に成功していたら、今とは違う未来があったかもしれません。

なお、以下の画像は「イノベーションのジレンマ」の著者であるハーバード大学クリステンセン教授が発表した「破壊的イノベーション」理論で示したグラフです。

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「最初は性能的に劣った技術でも、それが市場シェアを劇的に拡大することで、既存の技術よりもはるかに高速で改善されていく」というものです。

専門家は、Intel Core i9とApple SoCの比較グラフと非常によく似ていると言います。

AppleがM1を発表した時点がまさにインテルとAppleの線が交差した時で、M1チップがインテルにとって最後の牙城であるサーバービジネス市場でシェアを拡大するのも時間の問題だと指摘しています。

インテルはAMDにも完敗だし将来性がないよな

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