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「そうした方は大抵、複数のカードでリボ払いに手を出しています」

 リボ払いとは、クレジットカードでどれだけ高価なものを購入しても、毎月の支払額を一定額にする支払い方法だ。10万円の買い物をしても月1万円の支払いで済むため、別の買い物をする余裕が生まれる。

 一見、気軽な支払い方法にも感じられるが、買い物を重ねるといつまでたっても支払いが終わらないどころか、利息(手数料)が膨れ上がり、毎月利息分だけ払って元本が残り続ける負の連鎖が続いてしまう。

「ここから抜け出せない女性は本当にたくさんいます。リボ払いにするとポイント還元率がよくなったりキャッシュバックがあるなどの文句に誘われて、リボ払いに足を踏み入れてしまう女性が多いです。金融機関も商売ですから、垣根を低くしているんです」(杉山さん・以下同)

相談に来る女性のなかには、意外にも看護師が多いという。

「看護師はもともとストレスの多い職業で、買い物で憂さを晴らすかたが多いですし、収入が安定しているためカードの上限枠も高い。気づいたら、信じられない借金がかさんでいたということになりかねないのです」

こうした悲劇を防ぐため、消費者金融系のキャッシングでは、年収の3分の1以上を貸してはならないという法律がある。

しかし実態は抜け穴だらけだ。

「銀行系のカードローンはこの法律の対象ではありません。リボ払いも同様です。銀行系だから安心、クレジットカードだから安心と思っていると、痛い目を見ることになります」

そう語る杉山さんのところには、年収の2倍近くに膨れ上がった借入金に悩む女性も訪れるという。

https://www.news-postseven.com/archives/20201009_1602910.html?DETAIL
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クレカで最も恐ろしいのはリボ払いです。

カード会社の多くはリボ払いの年率を15%前後で設定しており、手数料利息が非常に高額です。そのため、リボ払いを繰り返すと永遠に利息を払い続けるアリ地獄に陥ってしまうのです。

リボ払いは残高が大きくなると返しても返しても利息だけの支払いで元本が減らないので、リボ払いをするために借金を重ねるという無限の負のループにハマる人も多いのです。

しかし、実際のところ世の中には「リボ払いってマジ便利じゃね!?」と思って気軽に使う人が多く存在しているので、カード会社はヨダレが止まりません。

たとえば、VISAなどは実際にカード発行はしないのですが、ブランド貸しとインフラ提供のみをビジネスとして請け負っており、何もしなくともお金が入る超高利益体質になっています。

さらに、カード発行会社も儲けていて、社員の平均年収は発行会社という立場なのにも関わらず、フツーに1,000万円を超えている状態で、情弱を引っ掛ければ引っ掛けるほど利益になるので、各社はこぞってクレジットカードへの加入をCMなどで宣伝するわけです。

リボ払いにするとポイント5倍とか、後からリボ払いに変更可能など、カード会社はあの手この手でリボ払いをさせようと消費者を誘導していき、中にはカード発行後はリボ払いがデフォルトに設定されており、知らぬうちに使ってしまうこともあります。

1回払いに変更するには、面倒な手続きを行わなければならないのですが、そもそもカード会社のコールセンターはいつも混雑していて、いつまで経っても繋がりません。

そのため、ユーザーはリボ払い設定のまま、軽い気持ちでカードを使います。

結果的にカード会社は儲かりますが、リボ払いを続けたユーザーは借金地獄に陥ることもあるので、注意が必要です。

リボ払いしちゃう時点で自己破産予備軍だよな

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ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術
中山 有香里
メディカ出版
2018-01-18