de3808d

新型コロナウイルスの感染拡大は、多くの企業にネガティブな影響を与えた。そして、起きるのが、業界を問わない冬の「ボーナス崩壊」だ──。 

「機械部品加工メーカーに勤める夫から、『冬のボーナスがなくなりそうだ』と告げられました。減ることは覚悟していましたが、まさかゼロとは……。ウチには幼い子供が2人いて、これまで特別定額給付金や貯金でなんとかしのいできましたが、ボーナスなしでは12月のボーナス払いの住宅ローンが払えず、貯金をもっと取り崩して生活しなくてはなりません」 

都内在住の30代主婦はそう頭を抱える。例年ならばこの時期は、冬のボーナスを何に使うかで心がウキウキするはずだ。だが今年は思いもよらなかった新型コロナウイルス流行による各社の業績低迷で、冬のボーナスは「厳冬」が予想される。 

すでにマイホームを手放した人もいる。夫が飲食関係で働く千葉県在住の40代女性が打ち明ける。 

「新型コロナの影響で店の売り上げは壊滅的。夫の給料が半分に下がり、夏のボーナスももらえませんでした。私も働いていた飲食店のパートを解雇されました。貯金でやりくりしていましたが、もう底をつきそうです。残り1000万円ほどある住宅ローンの支払いも滞っていました。夏過ぎに裁判所から競売開始決定通知書が届き、マイホームを差し押さえられました。なんとか任意売却に切り替えられましたが、いまは主人の実家で細々と生活をしています」 

4月には緊急事態宣言が出され、ステイホームや自粛、時短勤務などで経済が低迷し、各企業の業績が悪化した。まず負の影響が出たのが夏のボーナスだ。ニッセイ基礎研究所上席エコノミストの上野剛志さんが指摘する。 

「厚労省が大企業を中心に調査した結果、夏のボーナスは全体で2.1%減でした。なかでも鉄鋼、化学、機械、運輸、サービス業の分野の減少が目立ちました」 

そして、さらなる落ち込みが予想されるのが冬のボーナスだ。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb44f3c53105d169e7eb57297f2010bb73c6b1c4
SPONSORED LINK


コロナで貧困層が急増中です。

幸せで安泰だと思っていた家庭でも、コロナの影響で父親は仕事を解雇され、専業主婦だった妻はパートに出ようにもどこも雇ってくれません。

特に高給取りとして知られる航空関連は壊滅的で、年収数千万円稼ぐパイロットはボーナスなし、CAは月収が半分になってしまった人も多いようです。

たとえば、月90時間あったフライトタイムは、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化した3月末から徐々に減少しました。

4月は海外のフライトが1本、5月になると0本になってしまい、未だに復活の兆しが見えていません。

すでに年収は去年より100万円ほど下がり、ベテランCAに至っては200万円近く下がる人も少なくない。

コロナは夏頃収束すると見られていたが、一向に収束の気配が見えず、このまま冬に突入すれば再びパンデミックとなり旅行どころじゃなくなるでしょう。

ヒエラルキーの頂点と言われた航空業界でこれなので、コロナのせいで世の中はもっと悲惨なことになっています。

ただ、このような経済危機は10年に一度くらい起こっているので、賢い人はそれを見据えて人生設計を考えていますが、楽観的な人はたとえば住宅ローンを組む際にはボーナスありきの返済計画を立てている場合があり、ここ最近の残業抑制によって収入が減少、支払いが困難になっているのです。

身の丈にあった住宅ローンを組めば、たとえコロナなどの危機が起こっても支払いが滞ることはありませんが、大抵の人は背伸びして高額ローンを組みたがる。

ボーナス払いはやめとけとあれほど

SPONSORED LINK