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2020年会計年度のアメリカ財政赤字が、過去最悪の3兆1320億ドルに達したと米財務省が公表しました。

要因は新型コロナウイルスにおける大規模対策を実行したことです。

歴代の財政赤字トップは2009年度リーマンショックの1兆4160億ドルでしたが、コロナショックが一瞬で抜き去った格好になりました。

そもそも、コロナショックがなくともアメリカの赤字は膨れ上がる一方で、借金が芋づる式に増えています。

トランプ政権発足後、大型減税や歳出拡大で国債発行が急増した結果、債務残高は23兆ドルを突破しています。

マスコミが常用する表現である「国民1人当たりの借金」に換算すると、約8万ドルになる計算であり、日本円に換算すれば840万円もの借金を抱えているわけです。

日本の場合、国の債務というのは社会保障や医療保険などの赤字は債務に含めているのですが、アメリカなどの多くの国では、意図的に除外して借金を少ないように見せています。

そのため、算入されていない社会保障と医療保険の積み立て不足は、アメリカが抱える債務の4倍に上る可能性まで指摘されています。

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アメリカの借金は、一朝一夕で膨れ上がったわけではなく、100年以上の月日を経て拡大していきました。

先進国の中でも比較的高めの税金や、他国を凌駕する経済成長により、国民所得の15%も上回るペースで増加したことでアメリカは記録的な収入があったわけですが、支出は50%上回るペースで毎年のように増えていったのです。

とはいえ、ここまで借金が膨れ上がり、歯止めが効かない状態で暴走列車と化したアメリカに財政破綻は起こり得るのか?といえば、実のところ全く問題ないと言えます。

なぜなら、アメリカはいくら借金しようが、そもそも世界の基軸通貨がアメリカが発行するドルなので、いくらでも債務のコントロールが可能だからです。

アルゼンチンなどの財政破綻をした国の共通点は、ドル建て借金を抱えていたことです。

つまり、外貨に頼った借金を繰り返していたことで破綻の道へと突き進んだと言えるでしょう。

そもそも、国の大半を外貨に頼ってしまうと、自国通貨のコントロールが出来ず、首が回らなくなって破滅する国は多いです。

一方で、ドルを無限大に刷ることが出来るアメリカは、ドル建ての借金で破綻することはありません。

そのため、アメリカはいくら借金を抱えようとも、涼しい顔をしているし、借金を何とかしようとも本音では思っていない。

つまり、アメリカは借金を余裕で踏み倒せるので無敵です。
 
アメリカのような世界のボスというのは、このような荒技がジャイアンの如く合法化されているので、どんなに借金が増えようとも財政破綻することは、可能性としては限りなく低いでしょう。

世界の主軸通貨国が潰れたら世界滅亡だしな

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世界で最も危険な男
メアリー トランプ
小学館
2020-09-15