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昨年4月、池袋で元院長の飯塚幸三が運転する車が暴走し、母親と子どもが亡くなった事故の初公判が東京地裁で開かれました。

飯塚は「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している。車に何らかの異常が発生し、暴走した」と起訴内容を否認し、弁護人も過失致死傷罪は成立しないと主張しました。

また、「車の性能の改善が必要」と苦言を呈する場面もありました。

検察側は、飯塚がブレーキと間違えてアクセルを踏み続けた過失があるとして、刑事責任を追及するとのこと。

彼が運転していたのはトヨタのプリウスだったため、もし仮に飯塚に無罪判決が下れば、トヨタは大騒ぎとなりプリウス全台リコールになるでしょう。

そのため、今回の公判はトヨタの業績を左右しかねない重要なものなのです。

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そもそも、高齢者による自動車暴走事故が昨今相次いでおり、こうした事故の報道では必ずと言っていいほどプリウスが登場します。

たとえば、今回の事故もそうですが2019年に千葉県市原市の公園に65歳男性が突っ込んだ事故もプリウス、2019年6月に大阪市で80歳男性が歩道に突っ込んだ事故もプリウスでした。

そうしたことから、世間では「プリウスは交通事故を発生させやすいクルマ」と認識されており、ネット上では“プリウスミサイル”と揶揄されているほど。

今回の事故も一概にプリウスに問題がないとは言えない可能性もあるわけです。

では、なぜプリウスが事故を起こすのかと言えば、よく言われるのがシフトレバーの操作性です。

プリウスはシフトレバーを急いで動かすと、突き当たるまでレバーを移動させても切り替わりません。

急いでいる時に駐車場などでRからDに切り替えたつもりで「さあ行くぞ」とアクセルを踏んだら、さらにバックして驚くこともしばしば起こります。

つまり、そもそもレバーの動きが扱いづらく、シフトが今どこに入ってるのか分かりずらいのです。

また、アクセルペダルやブレーキペダルに問題があるとの指摘もあります。

プリウスはペダルが全体的に左寄りにあるので、とっさに踏むのがアクセルになることがあります。

アクセルペダルの位置を離すか、ブレーキペダルを運転者に近づけるかしなければ、プリウスによる事故は起こり続けるでしょう。

トヨタの屋台骨を支えるプリウスですが、今回の公判次第では株価暴落というストーリーもありえます。

まあ飯塚も悪いがプリウスの過失も少なからずある気がするわ

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豊田章男
修, 片山
東洋経済新報社
2020-04-10