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今年11月の大統領選挙では、トランプ大統領とバイデンの一騎打ちとなります。

これまでは「隠れトランプ支持者」の存在が数多く存在するとの見解からトランプ大統領が優勢と見られていましたが、トランプ大統領がコロナに感染してしまったニュースが流れたことで、株価や為替は急落、バイデンが次期大統領となる公算が高くなったと言えます。

というのも、トランプ大統領は恩年74歳で、コロナは高齢であればあるほど重症化のリスクが高まるためで、後遺症もあることから健康上の懸念もあります。

また、トランプ大統領はかねてからコロナに対して楽観的な見解を述べて来たにも関わらず、自身がコロナ感染してしまったことで説得力ゼロになってしまったことも痛い。

たとえば、
・われわれは完全に新型コロナウイルスを制御できている
・これはインフルエンザだ。インフルエンザのようなものだ
・そのうち消えるだろう。ある日、奇跡のように消えるだろう
・自らの新型コロナウイルス対応、私なら10点満点を付ける
・感染したら1分でやっつけてしまう消毒液を注射すればどうか

など、過去にとんでも発言を繰り返したことが失笑の対象に晒されている。

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そもそも、なぜトランプ大統領が失脚することが株価や為替の急落に繋がるのでしょうか?

それは経済政策の考え方の違いにあります。

トランプ大統領は今までの大統領とは異なり民間企業から成り上がった唯一の大統領で、何よりも経済成長を第一に政策を実行していました。

歴史的な減税、記録的な規制緩和を進めたことで、米株価は史上最高値を更新、失業率は半世紀ぶりの低水準まで低下していました。

しかし、バイデンは「企業は株主のためにあるもの」という資本主義社会の思想を否定しており、企業は労働者や社会のために存在すべきだと主張しています。

自身が当選した暁には、トランプ減税によって21%に引き下げられた法人税を28%に増税、高所得者に対して増税することを約束しています。

増税すれば当然の如く企業利益は低下し、株主に吐き出す配当や自社株買いは減るでしょう。

さらに高所得者の収入が減ることで株式市場に流れるお金は減るでしょう。

このように、株式市場にとって、バイデンの政策はマイナスに響く可能性が高く、彼が当選した暁には相場急落する可能性が高いと言えます。

トランプ大統領のコロナ感染によってバイデンの当選確率は確実に高まったものと言え、アメリカ経済は今後停滞する可能性が高い。

投資家は選挙の行方を注視する必要があり、多大なリスクを取るべきではありません。

ワクチンなどの抜本的な治療法がないからコロナは怖い・・・

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