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「日銀の黒田総裁がコロナによる経済危機でお金を大量に刷ってETFを買っている」

「黒田総裁が買うから私もETFを買う。私は日銀がやっていることをマネしているだけだ」

J・ロジャース氏が安倍総理の辞任を期に、日本株ETFを買い増ししたことを明らかにしました。

安倍総理の辞任のニュースが流れたところ、日経平均が600円以上も値下がりしたことでJ・ロジャース氏は「買い時」と考えたようです。

その後、菅総理や日銀黒田総裁が「アベノミクスを引き継ぐ」と表明したことで、市場に安心感が伝わり、日経平均は上がり続けています。

しかしながら、ロジャース氏はかつてより日本をボコボコにディスっていたことで有名で、もし自分が10歳の日本人であれば自分自身にAK-47を購入するか、もしくはこの国を去ることを選ぶだろうと発言していました。

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AK-47というのは銃のことで、つまりは日本に未来はないので死を選んだ方がマシという意味です。

昨年末には韓国がアジアで最も優れた国になると豪語し、大韓航空株を買うなど韓国に傾向していたことを考えれば180度掌を返した格好と言えます。

そもそも、ロジャースが突然日本を称賛し出した理由は定かではありません。

なぜなら、昨年と今年で日本の情勢は良くなるどころか悪くなるばかりだからです。

しかも、日本株ETFの購入理由にしていた日銀の存在も、日銀がETFの買い入れを開始したのは2010年からなので、今から仕込みを入れるくらいならば当時から買っておいた方が良かったとも言えます。

というのも、確かにアベノミクスの大号令で大規模金融緩和を実行した後は、日経平均株価は日銀の後押しもあって水を得た魚のように3倍以上に急上昇しました。

ただ、以降はいくら日銀がETF買い入れ額を増額したところで、外国勢がガンガン売り叩きに来るので日経平均はほとんど上がらなくなってしまったわけです。

詰まるところ、日本株を買っているのは日銀だけであって、支えるのは限界があるのだ。

そもそも、ロジャース氏が大物投資家と言われたのも過去の栄光があるためで、ここ最近は予想を外しまくって「逆神」とも揶揄されているほどです。

彼が日本株を買ったということは、日本株に売りのシグナルが点灯したと認識して間違いはなさそうでしょう。

この人、ただのカブ芸人と化してるな

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