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小さい頃から結婚や子供を持つことにあまり関心がなかったし、子供もあまり好きではなかった。

それでも小梨バツ1の相手と結婚し、そのうち自分が子供を持つ人生もあるのかなと考え始めた。

旦那は前の奥さんとの間に子供がいなかったから子供がほしかったみたいで(欲しい欲しいとは言わなかったけど)、10歳以上年の離れた私と再婚したんだと思う。

妊活と言うほどでも無いけどそれなりに夫婦生活を送る中で、なぜか生理が遅れるたびにモヤモヤしている自分がいた。

生理予定日から3日ほど過ぎただけで妊娠してたらどうしようという気持ちになり、数日後に生理が来たら胸を撫で下ろすのを毎月のように繰り返してた。

たぶん心のどこかではやっぱり子供を望んでいなかったんだと思う。
旦那はもちろん、旦那の親やうちの親も、表立って催促したりはしなかったけど子供を熱望してるのはわかっていた。

もし妊娠したら否応なしに産まなきゃいけない、産まない選択肢はないっていう状況になるのが怖かった。

だから旦那に内緒で避妊薬を飲んだ。

10年以上飲み続けて、昨年、妊活に終止符を打った。
できなかったけど仕方ない、二人で生きて行こう、お前がいれば十分、と涙目で言う旦那を見るのは心が痛んだ。

外出先で小さな子供を愛おしそうに目で追う旦那を見ると締め付けられる思いがするけど、それは産まなかった後悔ではなく、最初の段階で全て打ち明けて離婚して他の人と子供を作らせてあげればよかったという後悔。

人ひとりの人生を無駄にしてしまった事が私にとっての暗い過去だと思ってる。

https://ikura.open2ch.net/test/read.cgi/ms/1528260764/
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菅義偉首相が少子化対策のため、不妊治療の助成制度を大幅に拡充することを表明しています。

不妊治療でも高額な治療については国が一部を助成する制度がありますが、妻の年齢が44歳未満で所得が730万円未満の夫婦という制限があります。

また、1回15万円までの助成が3回、妻が41歳未満の場合は6回までという制限もあります。

不妊治療にかかる費用は平均で200万円と言われており、人によっては300万円、500万円、もっとかかる人もいます。


長期化するにつれ麻痺していく感覚......もはやお布施!?

体外受精以降には、採卵数によっても金額が変わるし、なにやらオプションがあったりもする。「アシストハッチング( 胚移植の際に受精卵の透明帯の一部を開孔して着床率の向上をはかる方法)、しますか?」なんて専門用語で聞かれて、なんとなく「はい」と答えた瞬間、あっという間に数万円が財布から消えていくのだ。

恐ろしかったのは、治療を重ねるごとに金銭感覚が麻痺していったことだ。私はお金を費やすことが「妊娠への努力」のような気さえしていた。だからヘアサロンでワンランク上のトリートメントを勧められると悩むくせに、治療のオプションに関してはまったく悩まずに「はい」と答えていた。

この感覚は、もしかしたら宗教に近いのかもしれない、と感じることもあった。「信じる者は救われる」、「これだけしたから御利益はあるはずだ」と。そもそもお金をかけて高度な治療しても妊娠できる保証はなく、妊娠できるか否かは神のみぞ知る、なのだ。そんな不妊治療ならではの事情も、宗教との共通項があるような気がした。

実際、高額な治療のときには、夫にふざけて「今日もチャリーンとお布施してきましたよ」と領収書を見せていた。最初はその高額さに目を丸くし、眉間にシワを寄せてクリニックの料金表と明細書を付け合わせしていた夫だが、そのうち慣れてしまったようだ。「チャリーンって小銭を賽銭箱に投げ入れる感じじゃないよね。札束をパサッパサッってお布施していく感じだよね」と苦笑いする余裕すら生れていた。

そんなこんなで足かけ8年。顕微授精を何度も繰り返し、途中には地方のクリニックに交通費をかけて通っていた時期なども含めると、私が妊娠・出産に至るまで費やした金額は、総額500万円を超えた。ヨーロッパ旅行どころか、高級車が買えてしまう金額である......。

https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/22/how-much-does-it-cost_a_23440373/ 

とはいえ、人によっては子どもが作れるのに作らないという「DINKs」というのも流行っています。

女性も働くことが当たり前になり、これまでの家長制度とは異なり夫婦2人で平等に生きていくという形を指すものです。

DINKsは平成に生まれた新しい家族の形で、令和の時代にはますます増えて少子化に拍車をかけるとも指摘されています。

ガースーが不妊治療に力入れても出生率は上がらないそうな予感・・・

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妊活に不妊治療はいらない
仲宗根 康
アチーブメント出版
2015-12-17