みずほ証券が構造計画研究所株を誤発注をしたことが大きなニュースになりました。
発行済み株式0.3%に当たる1万8700株を買い注文し、大幅に株価を釣り上げてしまったことが問題視されています。
この誤発注によって大儲けした投資家は多いでしょうが、実はみずほ証券は過去にもっと大きな誤発注を起こしています。
それが2005年に発生したジェイコム株大量誤発注事件で、みずほ証券の担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力したことで、ジェイコム株が一時大暴落しました。
その隙を狙って大儲けしたのがBNF氏で、この暴落を機にジェイコム株を大量に買い込み、16分の間で見事に売り抜け20億円を稼ぎ出しました。
多額の利益を上げることに成功したことで、メディアに頻繁に登場するようになりました。
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証券会社や東証が「誤発注の責任は誰にあるのか?」と裁判を繰り広げる一方で、BNF氏は、
「とくに感想はありません。私には関係のないことですが、個人が誤発注をしても誰も助けてくれないことに変わりはないので、私自身、これからも誤発注をしないよう気をつけるだけです」
とコメントしました。
BNF氏は大学時代にアルバイトとお年玉で貯めた160万円を元手に、知識も経験もないゼロ状態から株式投資をはじめました。
当時はインターネットで簡単に取引できるネット証券など皆無に等しかったわけで、どうトレードすべきか?などという書籍やブログなども当然存在しませんでした。
そのため、BNF氏はずっと株のチャート画面を見つめ続け、株の動き方や法則性を研究し、独自の理論で儲ける術を構築していきました。
ちなみに、BNFとは当時2ちゃんねるの掲示板のハンドルネームであり、当時のカキコミは10年以上経った今も「神」としてネット上に拡散されています。
彼は大学時代にアルバイトで稼いだ元手160万円から、わずか数年で200億円まで増やすことに成功し、一躍「時の人」になりました。
当時の放送を眺めると、昼はカップラーメンで夜は立ち食いそば、200億円の資産がありながらも、買ったものはWii2台とマイホームだけで、旅行もいかないと豪語、世間からは「ネオ・ニート」とも呼ばれました。
投資のセンスが世界一と言っても過言ではないソフトバンク孫正義氏から資金運用をオファーされたこともあると言われていることから分かる通り、BNF氏の株トレードの腕は天性のモノであることが理解出来ます。
彼は突如メディアから姿を消してしまいましたが、今は結婚しており、不動産を買い漁っている姿がたびたび報告されています。
BNF氏は話し方から頭の良さを醸し出す天才だったな
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