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一昨年、完全な相手責任で交通事故に遭遇し足指骨折を食らったのだが、相手は任意未加入、自賠責も切れていた。

あまりのことに徹底的にやるつもりだったが、相手がどう考えても低収入のシングルマザーと判明。最低限の民事補償で引いたことがあった。

そう告げたら、相手が泣いてしまったのだった。

任意保険を掛けていない奴が悪いのはもちろんだ。が、根源的には誰もが気楽に任意保険を掛けられるような経済状況を作ることが重要だ。

現状かけられないような収入でも移動手段が必須だったりすることがある。弱者に嵩に掛かって怒るだけではなく、問題を根本から社会システム的に解決する必要がある。

自分の怪我が足指骨折程度だったのでそれで済んだが、これが後遺症が残るような重傷だったら、自分も相手も人生詰んでいただろう。

そもそもはそういうケースが発生しないような社会を作ることが必要なのだ。

ちなみに骨粗鬆の骨折で母入院中で、毎日の介護からの帰り道で事故が起きた。

それから母退院まで、自分は「骨折したやつが骨折したやつの見舞いかよ」とかいいつつ松葉杖つきつつバスで病院通いしたのであった。




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自動車保険には自賠責保険と任意保険があります。

自賠責保険は強制加入ですが、最低限の補償しかなく不十分です。

任意保険はその名の通り加入は「任意」ですが、自賠責保険で足りない補償をカバー出来るため、大半の人は任意保険に入ります。

そもそも、この問題は任意保険がほぼ必須保険になってしまっている点で、国の制度設計にも問題があります。

たとえば、「他人に被害を与えた場合」は死亡させてしまうケースは、自賠責保険では最大4,000万円までしか補償されません。

人を死亡させてしまった場合、1億円を請求されるケースも多く、残り6,000万円は自分で補償しなければならなくなります。

とはいえ、任意保険に入っていない貧乏人はそもそもお金が無いから入っていないので、残りの6,000万円は踏み倒され、被害者は泣き寝入りとなるわけです。

任意保険に入っていなくて事故を起こした場合、刑事罰が適用されるよう法改正を行うか、国の自賠責保険で賄えるよう仕組みを変えるべきです。

保険にすら入れないような貧乏人は自動車に乗ったらいけないのだ。

なんか美談にしようとしてるけど自賠責すら切れてるとか確信犯すぎて懲役もんだわ

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