SBGの2020年4~6月期決算は、純利益が前年比12%増の1兆2500億円でした。
SBGは孫正義氏の投資会社として世界中の様々なIT企業に投資をして利益を上げていましたが、コロナ禍で評価損が大暴落し、2019年通期決算では1兆3000億円もの大赤字を叩き出しました。
しかしながら、ここ最近の株高によって保有する株式が急上昇し、四半期ベースとしては過去最高を記録しました。
さて、SBGが運用する株式は話題となったARMやWeWorkなどのように未上場企業が中心で、上場までに育て、売却時に大儲けするモデルを採用していました(有望なIT企業がほぼベンチャーということもあるが)。
ただ、孫正義氏は今後「上場株」にも積極的に投資をしていく方針を示している。
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孫正義氏は自ら200億円を出資し、SBGの中で投資運用会社を設立することを表明しています。
投資対象はAmazon、Apple、FacebookなどのいわゆるGAFAMが中心で、運用資産額は1兆円規模となる見込みです。
孫正義氏は「自らリスクを取っていく」とコメントしていますが、GAFAMに投資する以上リスクはほぼゼロに等しく、爆益の未来しかないのは明らかです。
そもそも、新型コロナウイルスでニューノーマルの世界が築き上げられる中、GAFAMが株式市場を牽引しているためです。
GAFAMとはGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字を組み合わせた造語ですが、たったこの5社で時価総額が560兆円にまで膨れ上がり、コロナショックの水準を優に超えました。
東証一部上場企業の時価総額は550兆円なので、日本企業はたった5社に負けてしまったことになります。
コロナ感染拡大によって、人々がオンラインに活路を見出したため、テレワーク、ネット動画、ネット通販、SNSにコミュニケーションの場を移しました。
仕事ではTeamsが必須となり、システム増強のためクラウドのAWSやAzure需要が急増しました。
日本企業には日本独自のテレワークやクラウドのシステムが無く(あってもゴミ)、GAFAMのサービスを使うしか選択肢がありません。
日本に限らず世界中がそんな感じなので、コロナ対策資金は自国企業には流れずに、GAFAMが吸い上げるという構図が鮮明になっているのです。
GAFAMに投資して儲からないわけがないからな
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