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インバウンドや旅行ブームなどの恩恵を受けて、毎年のように過去最高益を更新し続けていたJR東日本が大赤字に転落したことが話題になりました。

2020年4~6月期決算を眺めると、最終損益はマイナス1553億円と四半期最大の赤字幅でした。

JRは鉄道以外にもホテルや飲食店などのビジネスで多角化していましたが、これらもコロナの影響で軒並み壊滅で、全てのセクターが赤字となってしまいました。

JRはネットと異なり物理的な運営が中心なので、人件費などの固定費が重石となり、ただでさえ赤字決算が今後も継続していくことはまず間違いないでしょう。

アベノミクスで13000円付近を付けた同社の株価は、コロナによって半額近くまで下げてしまった。

無論、アフターコロナでは通勤なども淘汰されることから、この株安は決して買いではなく、さらに下値を掘る可能性があるので要注意だ。

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もはや「新幹線のライバルはTeamsやZoom」と言われるほど、オンラインによる会議や飲み会などが当たり前となりました。

ビデオツールの独走するのがMicrosoft Teamsで、チャット機能、スケジューラー、ファイル共有、テレビ会議などで、Office 365にデフォルト搭載されているとは思えないほどの利便性で契約数は現時点でも芋づる式に増えています。

コロナショックの前からMicrosoftはOffice 365へのクラウド移行を推進していたこともあって、もともと顧客同士がTeamsが使える環境にあったことが多く、「あ、Teams使えるならTeamsでやりましょうかね」という感じで顧客とのミーティングもとりあえずTeamsが使われるシーンが急増している。

Microsoftによれば、コロナによってTeamsの利用者数は4ヶ月の間で2400万人増加し、今月18日の時点で4400万人を突破したそうです。

GAFAMの中でもOffice 365のようなアプリケーションまでビジネス領域に含まれているのはMicrosoftのみで、GoogleやAmazonは手も足も出ないレベルで完敗しています。

コロナが収束したとしても、ビデオツールは世界的なトレンドになり、このまま普及の一途を辿ると予想される。

JR東日本などの鉄道株を買うのであれば、Microsoftを買った方が遥かに良いという結論になる。

日本は人口も減るし鉄道需要はさらに下降線を辿るだろう…

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