今年、アメリカ在住の51歳の男性が宝くじで100万ドル(1億円)当選しました。
日本人の感覚であれば、1億円も当選すればすぐさま高級車やブランド物などで消費することを思い付きますが、彼はすぐさま病院へ行くことにお金を使おうと考えました。
というのも、アメリカでは医療にかかろうとすると日本より数倍、場合によっては数百倍のお金がかかるため、貧乏人は病院に行けないためです。
彼は貧乏だったので、今まで病院にかかることが出来なかった。
しかしながら、実際に彼が病院で健康診断を受けたところ、ステージ4の末期がんが発見され、当選から23日後に死亡したとのこと。
おそらく、彼にもともとお金があって定期的な診察を受けられたならば、初期状態のがんで切除等可能だったので、少なくとも51歳で死亡することはなかったでしょう。
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アメリカの医療費がどれだけヤバいか新型コロナウイルスの治療費で比較してみましょう。
たとえば、アメリカでは70歳男性がコロナに感染し、62日間入院していたところ、請求書に112万ドル(1.2億円)もの文字が踊り、文字通りコロナで経済的に殺されそうなハメになった。
そもそも、アメリカで入院が必要となる場合のコロナ平均治療費は450万~800万円と試算されています。
たとえ民間保険に加入していた場合でも、たった6日間の入院で230万円〜410万円もかかることになるため、破産は免れない。
一方、日本の場合はコロナは指定感染症に指定されているため、公的保険扱いとなっており、たとえ入院を余儀なくされる場合でも医療費は公費で負担されることになっています。
つまり、治療費は全て無料で個人のお財布から出す必要は一切ないということです。
アメリカなどの海外では日本のような手厚い保険システムが無い国の方が多いので、コロナに感染して人生終了ではなく「コロナ治療費」で人生終了になる。
コロナに限らず、宝くじにでも当たらなければ、先進国であっても満足な医療にかかれないのが実情なのだ。
財政圧迫で一寸先は闇だが、少なくとも日本の医療制度は恵まれている状態と言えるでしょう。
賛否両論あるが国民皆保険はあったほうがいいのは確かだな
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