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新型コロナウイルスの影響で巣篭もり生活を強いられたことで、加入者数が大幅増となったネットフリックスですが、再び加入者が増加する材料が出て来ています。

それがネットフリックスオリジナル韓国ドラマの「愛の不時着」で、韓国や日本もとより世界中で話題となっています。

たとえば、米ワシントンポスト紙が選定した「必ず見るべき国際的シリーズ推薦作」、フォーブス選定「2019年最高の韓国ドラマ」にノミネートされ、イギリスのBBCでも好評を得るなどその話題性は世界規模です。

韓流は普段見ないという方も、見始めたら中毒者続出で、夜も寝ずに一気見したというSNSの投稿も多く目にします。

ネットフリックスランキングを眺めると、日本では3週連続ランキング1位を記録、今までの韓流ドラマは中年層がメインでしたが、このドラマに至っては10代、20代の視聴者も多く人気を得ています。

このドラマを見たいがためにネットフリックスを契約したとの報告も相次いでおり、再び加入者が増える可能性が高い。

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そもそも、なぜ愛の不時着はこれほどまでに人々の心を揺さぶるのでしょうか?

ストーリーはファッション事業で女性社長として成功を収めた韓国最高財閥の跡取り娘が、新製品を直接テストしようと、スーツを着用して山頂に登ったところ事故に遭い、北朝鮮に不時着をしてしまうところから始まります。

その後、北朝鮮の将校に偶然助けてもらい、北朝鮮で素性を隠して過ごすことになり、徐々にお互いが惹かれあっていくというものです。

しかし、2人の間には軍の陰謀や家族の問題、そして軍事境界線という大きな壁が立ちはだかり、現代人が忘れていた「愛する人と会える喜び」がいかに特別なものなのかを伝えるメッセージが心に染みるものに仕上がっているのです。

これは新型コロナウイルスでロックダウンや外出自粛により、世界中の人々が会いたい人と会えない状況が続き、特に心に響いたことも大ヒットの要因になっているようです。

もちろん、韓国ドラマ特有の現実にはあり得ないが非常にドラマチックな純愛模様だったり、感動的ストーリー展開にも目が離せない。


実際、このドラマを身終えた後は「愛の不時着ロス」に陥る人が続出しており、社会現象と化しています。

ネットフリックスは2020年4~6月期には会員数が全世界で1000万人以上増加したことを発表しており、売上高が前年比25%増、純利益が2.7倍と絶好調です。

愛の不時着のような良質な作品を独占できる資本力も相まって、ネットフリックスの独壇場は続くでしょう。

しかしパラサイトといいエンタメなら韓国が最強だな・・・

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