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孫正義は去年の決算発表でこんなことを言っていました。

「ついに来たぞ、私の時代が来た」

「これからいよいよ、ソフトバンクグループが活躍する時代がやってきます。そのエコシステムがやっと構築できたところです。私の髪の毛は薄くなりましたが、情熱は燃えたぎっています。これなら髪の毛も生えてきそう」

「これから本当の意味での収穫期に入ります。株主の方々には、春を存分に楽しんでいただければ」

しかし、WeWorkなどを筆頭とした度重なる投資の失敗によって、最新の決算では1兆4000億円の大赤字に転落してしまいました。

なお、SBGが投資した会社のひとつであるドイツIT企業のWireCardでも、最近になって粉飾決算が明るみになっており、孫正義の「投資失敗リスト」のひとつに加えられています。

これらの赤字補填のため、SBGは堅い銘柄である米通信会社T-Mobile株2億株を売却することに決めています。

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SBGの時代が来ると孫正義は言っていたが、それは蜃気楼か妄想に過ぎないでしょう。

事実、孫正義は今月25日に行われた株主総会にて「当分、配当は期待しないでほしい」と述べており、株主を絶望の淵に追いやっています。

借金のために家財道具やブランド品など売って消費者金融に返済しているような家庭状況と言えるのが今のSBGなので、株主に払う余裕など1円も無くなってしまった。

成長するならカネを借りろという精神で10兆円以上もの借金を抱えたSBGは、孫正義の目利きによって大きく成長してきました。

しかし、実のところリーマンショック以降では世界株式市場全体が伸び、中でも特にIT企業の躍進がていたので、適当にIT企業の株を買っても素人でさえ儲けることが可能でした。

金額が大なり小なりの違いで、孫正義がやっていたことはただの一般人と変わらなかった。

コロナの影響でバブルが弾けましたが、AppleやAmazonなど本当に実力のある企業は株価を伸ばしていました。

ただし、SBGが投資していた企業はガラクタ同然だったため、バブル崩壊とともに化けの皮が剥がれ、案の定この様です。

投資ファンドは絶望的、特別な技術があるわけではない、高配当なわけでもない、株主優待もないとまさに「ナイナイ尽くし」のSBGに投資する旨味はどこにあるのか。

値嵩株のSBG株は日銀のETF買いで支えられてるだけなんだだよなぁ・・・

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孫正義 事業家の精神
井上篤夫
日経BP
2019-12-21