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ダウがわずか3ヶ月で1万ドル近くも上昇しています。

新型コロナウイルスの影響で世界の経済活動が停止したことで、ダウは3万ドル付近から17000ドルまで暴落しましたが、収束の兆しからロックダウン解除などの措置が取られ、人々の生活が再び日常を取り戻すとともに株価も27000ドルまで復活しました。

雇用統計にも如実に表されており、アメリカでは5月の雇用者数が前月比250万人増加と、市場予想の800万人減少に反して大幅に改善しました。

感染防止のために各国は入国禁止の措置を取ったことで、最も打撃を受けていた航空業界も7月以降から徐々に便数を増やすことを表明しており、アメリカン航空株がたった1日で前日比+50%以上の急上昇となる場面を見せるなど、徐々に息を吹き返しつつあります。

また、銀行株も前日比+10%の暴騰となるなど、株式市場は歴史的なスピード感で上昇の一途を辿っています。

そもそも、人類の歴史を遡ると1918年のスペインかぜ、1957年のアジアかぜ、1968年の香港かぜ、2002年のSARS、2009年の新型インフルエンザなど何度も世界はパンデミックに陥ったことがありますが、1〜2年で完全に収束して経済発展を続けて来ました。

人間は必ずウイルスに打ち勝つことが証明されているので、新型コロナウイルスの特効薬が出来るのももはや時間の問題というわけ。

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さて、こんなバブル相場の中で大儲けしている投資家も多いと思いますが、大損している投資家もいます。

それが世界で最も有名なW・バフェットです。

彼は新型コロナウイルス流行直後は、お気に入りの航空株を決死のナンピンで買い漁っていましたが、「買ったのは失敗だった」と発言し、デルタ航空を含む保有していた全ての航空株を大底で完全売却していました。

また、ゴールドマンサックスなどの銀行株も売却し、銘柄の整理に動いてしまったのです。

バフェットは「世界は変わる」としてコロナによる経済停滞は長期に渡り続くと予想しており、手元の現金を15兆円近くまで積み上げています。

結果、バフェットは世紀の大相場に1ミリも乗ることが出来ず、S&P500指数からアンダーパフォームする事態に陥っており、まさに逆神の名を成している。

バフェットは「永久保有こそ正義」「売りで富豪になった者はいない」などの数々の名言を残すほど長年米国市場に強気のスタンスでしたが、何を思ったのか突然弱気のスタンスに転換し、世の個人投資家らの失望を買っています。

一方、とんでも発言で度々賑わせるロジャースは「危機の時こそ投資せよ。コロナショックは絶好のチャンスだ」と、以前のバフェットが言い出しそうなことを言っている。

バフェットはオワコン化し、ロジャースの時代がやってくるでしょう。

バフェットにはガッカリだよ・・・

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