鬼滅の刃のアニメを制作したユーフォーテーブルが1億4000万円を脱税したとしてファンに動揺が広がっています。
鬼滅の刃はワンピースを超える大ヒットを記録している人気漫画ですが、そもそもヒットに繋がったのは2019年4月から放映されたアニメがきっかけでした。
Fateやテイルズシリーズなどのバトルもののアニメを制作していたユーフォーテーブルは、戦闘シーンの躍動感や世界観の演出や作画に定評のある会社で、鬼滅の刃も神アニメとネットを中心に評判を呼びました。
結果、コミックはアニメ放映前は全巻で450万部ほどでしたが、わずか1年で6000万部を突破したので、いかにアニメの存在が大きいのか分かります。
なお、同社長は税務署に申告しなかった売り上げを現金で都内の自宅で保管しており、金庫に3億円も隠し持っており非常に悪質でした。
国税庁の家宅捜査で身ぐるみを剥がされ、修正申告を行ったと公表しています。
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脱税は立派な犯罪であり、場合によっては逮捕されることもあるのでしっかり確定申告はした方が良いです。
たとえば、大阪城の前でたこ焼きを販売していた店主が3年間で1億円の脱税をしたとして税務署から告発され、懲役1年の判決が言い渡されました。
また、チュートリアルの徳井も脱税したことがバレた結果、逮捕こそされなかったものの芸能界から追いやられ社会的制裁を受けました。
このように前科が付くだけでなく、大きなニュースにもなるので社会的地位もドン底に落ち、さらに隠した金の何倍も追徴課税で支払うことになります。
無申告だった期間や悪質度によりますが、最大40%の重加算税や延滞税が課せられることになるので、儲けがほとんど吹っ飛びます。
あまりにも悪質な場合は、5年分までさかのぼって指摘を受けるケースもあり、完全に「倍返し」を受けてしまうというわけ。
なお、個人でも副業でお金を稼いだ場合、年間20万円を超えたらきちんと確定申告をした方が良いでしょう。
税務署の情報網、調査範囲は多岐に渡るので、隠し通せたと思っても絶対にバレます。
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