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製薬会社大手ファイザーを複数の証券アナリストが目標株価を引き下げたことにより、同社株は一時9%近い急落に見舞われました。

引き下げに至った背景としては、乳がん治療薬イブランスとホルモン療法と、それぞれの投与で生存率比較する治験において、イブランスで有効な結果が出なかったことです。

そもそも、がん細胞は無秩序な増殖を繰り返したり転移を行うことで正常な細胞を障害し組織を壊すものですが、がん細胞などにおいてはCDKという酵素が活性化することで、細胞分裂の制御が出来なくなっています。

イブランスはその原因であるCDKを阻害する薬として、アメリカにおいて2015年に登場しました。

日本においては2017年に販売されている薬で、年間5000億円近くの売り上げを上げる同社の主力商品でした。

しかし、治験失敗によってイブランスは有効な薬ではないと認知される結果となり、売れ行きが激減する可能性を指摘されているわけです。

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そもそも、製薬というのはリスクの大きい事業であり、たとえば新しい薬が誕生するための開発期間は10年から20年、開発費は数千億円まで高騰する場合も多い。

それだけ賭けても新薬誕生の確率はおよそ3万分の1で、そこから有効な薬はさらに一握りの世界になります。

これはもはやビジネスというより一世一代のギャンブルだ。

いくら世界大手と言っても、画期的な新薬を作り未来永劫儲け続けられるかは誰にも分からず、突然業績不振に陥る可能性だってあるでしょう。

そのため、製薬会社の株が欲しいのであれば、投資家はETFで「製薬会社全体」に投資するべきです。

世界では人口増加や長寿化により、今までよりさらに医療が求められる時代に突入するのは確かであり、業界全体に投資しておけばまず間違いなく儲けることは可能です。

たとえば、ファイザーが欲しいと考えている投資家であれば、Health Care SPDR ETF(XLV)、Vanguard Health Care ETF(VHT)を買うと良いでしょう。

このETFを買うだけで、J&J、ファイザー、メルク、アッヴィなどアメリカ製薬会社に一括で投資でき、今回のような個別の急落を全て吸収することが可能です。

業界の成長がほぼ約束されている製薬だけに、リスク分散して市場成長に賭けるというのは非常に合理的な方法で、特に個別株の保有リスクが高いヘルスケア株ではETFのように分散投資は効果的です。

なお、分散投資をするのであれば最終的な投資対象は11,000銘柄以上と、ETFや個人では絶対に構成不可能な投資を実現してくれるTHEO+docomoはチョコ的にオススメです。

投資の世界に「絶対」などないので分散投資は重要です

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