コロナ禍ではマスクや消毒液の需要が世界的に逼迫し、メルカリなどには10倍以上の値段が付けられた商品がガンガン売れ、1000万円の利益を上げた個人もいるそうです。
しかし、この手のような転売で利益を上げる「ネット瀬取り」は犯罪と認定される可能性があるので、ほとほどにしておいた方が良さそうです。
というのも、渋谷署によれば古物業の許可を得ないままギャルソンの古着3点を仕入れてネットに出品、転売したとして合計200万円の利益を得た20代男性を書類送検したとのこと。
ちなみに、逮捕と書類送検の違いは身柄を拘束するか否かのの違いで、逃亡または証拠隠滅の恐れがあるなどがある場合は逮捕が適用されます。
転売で逮捕は軽微な犯罪と警察は認定したということで、書類送検に留まりましたが、結局起訴されてしまえば前科が付いてしまうので同じことです。
つまり、ネット瀬取りは捕まるケースがある覚悟を持った上でやった方がいいし、むしろ割りに合わないのでやめた方が良い。
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そもそも、転売は在庫を仕入れ、オークションサイトなどで売る単純作業をひたすら繰り返すものですが、実際のところ本格的に転売で儲けようと思ったら、かなりの在庫を仕入れなければならないし、売れなかった場合の損失もあるので初心者には難易度が高く不向きです。
転売の利益は2割あれば良い方で、基本的に薄利多売のビジネスと言われています。
個人でやる場合は仕入れ、梱包、発送と全部一人で行う必要があり、そして時間もかかります。
部屋には在庫の山が積まれ、資金も拘束されるし、大変な割にリターンがしょぼいのです。
そもそも、在庫ありきの有在庫ビジネスは今の時代儲からないので、インターネット内で完結する無在庫ビジネスにシフトした方が、低リスクで儲けを上げることが出来ます。
その答えのひとつが、ブログやYouTuberです。
ブログやYouTuberは「自分」という資産だけを使って、とにかく記事や動画を投稿するだけなので在庫の仕入れも無いし、在庫が売れなかった時のリスクがありません。
しかも、一度投稿した記事や動画はストックになるので、最新のものや過去のものが見られ続けて複利でお金が入ります。
一方、転売は一度売ったら終了なので、また一から仕入れやらしなくてはならず、単利なのです。
個人が副業で稼ぐには、ブログやYouTuberがまだ可能性があります。
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