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人身事故データ画像

電車への飛び込み事故が多い日本ですが、その原因の60%以上が自殺であることが分かっています。

特に高崎線、東海道線、東武東上線、中央線などの首都圏は人身事故の件数が多く、2日に1件の割合で事故が発生する計算になります。

日本の15歳から39歳の死因の第1位が自殺という悲しい結果になっていて、事故死よりも自殺が多い国は世界を見渡しても日本のみとなっています。

しかし、コロナ禍でテレワークが中心となり、通勤がほとんど無くなった日本では実は自殺件数が激減した興味深いデータがあります。

厚生労働省によれば、緊急事態宣言で外出自粛が徹底された4月の自殺者数は前年比20%減となり、少なくとも最近5年間で最大の減少幅だったそうです。

減少理由は外出しないことで、人間関係に悩むことが少なくなったことが要因で、必ずしも経済苦が自殺に繋がらないことが証明された格好になりました。

つまり、経済を止めると逆に自殺が減るのです。

そもそも、日本は世界最大の経済大国で世界的に見ても裕福な国ですが、圧倒的に自殺が多いのは人間関係に苦しむ人が多いためでした。

日本ではお金がなくても様々なセーフティネットがあるので、ぶっちゃけお金がなくても生きていけます。

とはいえ、人間関係でメンタルをやられたら二度と社会復帰できないほど心にダメージを受けることもあるので、自殺するくらいならば家に引きこもれる仕事に転職するなど考えた方が良い。

経済的に豊かになっても心まで豊かになるとは限らないんだよな

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鉄道員のぶっちゃけ話
大井 良
彩図社
2016-05-13