コロナショックで株式市場が暴落する中、投資の神と称されるW・バフェットとJ・ロジャースの投資動向を見てみましょう。
まず、バフェットは「手仕舞い」とばかりに持ち株の大量売却に踏み切り、お気に入りだった航空株4社を全て売却したことを明かし、さらにはGSやJPモルガンなどの銀行株の売却も進めています。
ドルは紙屑になると評されたリーマンショックでさえ、バフェットは「全財産を投じてでも米国株を買い漁りたい」とまで発言し、実際に倒産寸前のGSに多額の出資をしました。
バフェットは「永久保有こそ正義」「売りで富豪になった者はいない」などの数々の名言を残すほど長年米国市場に強気のスタンスでしたが、何を思ったのか突然弱気のスタンスに転換し、世の個人投資家らの失望を買っています。
一方、とんでも発言で度々賑わせるロジャースは「危機の時こそ投資せよ。コロナショックは絶好のチャンスだ」と、以前のバフェットが言い出しそうなことを言っている。
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ロジャースは、感染者のピークはまもなくだが、経済は継続的にダメージを受けると指摘しています。
人々はパニックになり、ロックダウンなどの強硬な対策を取らざるを得なかった。
その結果、株価は世界恐慌レベルまで暴落してしまったわけですが、株式市場は常に数ヶ月先を見なければならず、来週や来月といった近い将来を見てはならないとも彼は話しています。
「危機」と「好機」は紙一重であり、コロナの影響で落ち込んでしまった株を積極的に買うことが必要だと。
つまり、コロナで致命傷を追っている航空株こそまさに買い時となり、バフェットはデルタ航空などを「売る」のではなく「買う」をしなければならなかったことになります。
しかしながら、コロナショックは以前の危機とは180度状況が異なることから、バフェットの判断の方が正しいと考えます。
というのも、コロナが収束しても人と人とが密接したり、触れ合うことは極力避けるようになるニューノーマルの世界が訪れるため、航空業などは引き続き不振になる可能性が高いためです。
暴落したから「買い時」と判断して、闇雲に株を買って儲けることは難しいでしょう。
そもそも、バフェットが大量売却を進めている一説には「そろそろバフェットも歳なので現金化して余生を過ごすため」「バークシャーは解体される」などありますが、AppleやAmazonなどのハイテク株の売却は今のところないため、保有銘柄の見直しが打倒でしょう。
むしろ、バフェットは航空や金融を売った金で、次の一手としてハイテク株を買い漁る可能性がある。




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