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三菱UFJ銀行が5月1日からコンビニATMの利用手数料を値上げしました。

たとえば、セブン銀行ATMで三菱UFJにおける引き出し、預け入れ、振り込みを行なった場合、手数料は平日日中では110円から220円に2倍に、土日祝、年末年始などは220円から330円になります。

手始めに特にコストがかかる提携ATMから値上げが開始されましたが、いずれは自前のATMでも値上げは始まり、他のメガバンクや地銀も追従するでしょう。

ATM1台の購入費は1台300万円、場所代や警備、障害などの運用コストを計上すると月に30万円もかかることになり、現金輸送などを合わせると業界全体で2兆円にも登ります。

キャッシュレスの波が押し寄せ、現金を使う人が減り続ける時代になったことで、銀行にとってATMは高コストで旨味のないビジネスになりつつあり、手数料値上げは今後も続くと見られます。

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一方で、得をするのがキャッシュレスを駆使して現金はほとんど使わない人たちです。

現金を使わなければATMは使わないので、銀行に支払う手数料は「ゼロ」になります。

そればかりか、消費税増税に伴い今年6月までの9ヶ月もの間行われている政府が打ち出したキャンペーン「キャッシュレスで買い物をすると最大5%ポイント還元」の恩恵を現金厨は一切享受できないものとなります。

大手コンビニやガソスタなどは2%還元になりますが、中小企業や個人経営の店では5%の還元になります。

つまり、軽減税率8%で5%の還元になれば、消費税は3%となり実質的な「大幅減税」となり、この差は大きいです。

さらには、新型コロナウイルスの感染拡大によって急速に経済停滞が進んでいることに危機感を抱いている政府は、この還元率の引き上げを検討していて、15%から20%程度にする案が浮上しているとのこと。

還元率引き上げで消費喚起することが目的で、仮に15%でももはや消費税0%以上の効果が見込めるというもの。

時代に取り残された者は少数で社会機能を維持するために、大きな代償を支払わなければならないのが資本主義の定理です。

現金派の人は今すぐクレジットカードやQRコード決済アプリをダウンロードして、キャッシュレスの波に乗った方が賢明です。

現金はコロナ付着してる可能性もあるしデメリットしかないね

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