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蓄えた資産が一気に吹き飛ぶのが信用取引

新型コロナショックは株式、原油、債券、ゴールド、ビットコインなど全てのアセットクラスが暴落するという過去類を見ない異常事態を発生させました。

本来、リスク資産である株式が暴落すれば、安全資産である債券、ゴールド、ビットコインに資金が流入するのが通例ですが、投資家は現金化に走りました。

この事象のナゾを解くと、株式市場があまりにも暴落してしまったことで、追加証拠金(追証)が必要になり、安全資産の現金化が必要になったことに起因しています。

DZHフィナンシャルリサーチによれば、コロナショックにおける追証額は全世界で13兆円にも上り、信用取引をしていた投資家は今回の暴落で借金を背負った人も少なくない。

中にはこの10年の好景気で気が大きくなって、許容量を超えたレバレッジを賭けて勝負をしていた投資家も多かったと推測されます。

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信用取引なら自己資金以上の投資が可能になる

株で多額の借金を背負ってしまい、人生が終了したというニュースを耳にしたことがあるでしょう。

定期的に登場するのがこの「株で借金」というもので、世間の人々はこのフレーズを聞く度に「株はギャンブル」と認知していきます。

きちんと株式投資を勉強している人であれば、株で借金を背負うことは100%あり得ません。

とはいえ、借金を背負う可能性があるのは信用取引で自己資金以上の取引をすることであり、自分のお金で売買するだけで借金に陥ることはないのです。

では、借金を背負うリスクを冒してまで信用取引を行う投資家が後を絶たないのはなぜでしょうか?

それは、自己資金以上の取引が出来るということは、自分の読みが当たれば現物取引以上の儲けを出すことが可能なためです。

たとえば、現物取引は自己資金が100万円ならば、100万円分の株しか買えないことになります。

しかし、信用取引であれば最大約3.3倍の取引が可能になるので、100万円であれば330万円の取引をすることができ、上昇局面や下落局面のトレンドにうまく乗ってチャンスをモノにすることで大きく儲けを出すことが可能になります。

とはいえ、注意しなければならないのが、損失が保証金を上回った場合には、上回った分がまるまるあなたの「借金」となることです。

信用取引をするには「担保」を証券会社に差し出す必要があり、今回のケースであれば100万円まるまる保証金とします。

つまり、万が一100万円以上の損失となった場合には証券会社に失った資金を返済する義務が生じるのです。

これは、元手が大きければ大きいほど多額の借金を背負う可能性が高くなることを示唆しており、いくら数千万円、数億円の資金があっても一度ミスをしてしまえば大きな借金を背負うことを意味します。

特に少ない資金の頃から信用取引で増やしてきた投資家は、勝ち続けたことによって気が大きくなったギャンブラーの成れの果てであり、ひとつの失敗で一気に破産してしまうケースも枚挙にいとまがありません。

投資は現物投資が鉄則・・・

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ソーテック社
2015-09-12