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Teamsの普及率が高いのはなぜか?

新型コロナウイルスの感染防止を呼びかける声が政府直々に取られたことで、企業で一向に進まなかったテレワークが急速に進みました。

山手線に乗っていても「新型コロナウイルス感染拡大防止のためテレワークにご協力ください」との車両アナウンスが聞こえてきますが、JRはむしろ乗ってくれないと儲けにならないのに電車に乗るなと言ってる時点で世紀末感があります。

さらには客先の打ち合わせも全てテレビ会議に代わり、サラリーマンの出張が激減しました。

新幹線に乗ると、以前は大阪行きでは超満員になっているのが通例ですが、今では3割埋まるかな?という程度で、団体などの旅行客は皆無です。

G7の会議も40年の歴史の中で初のテレビ会議が開催されるなど、新型コロナウイルスは一向に進まなかった「働き方改革」を急速に成し遂げた功労者であるとも言えます。

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さて、テレワークが進んだことでリモートから情報をやり取りするコミュニケーションツールが必要不可欠となっています。

トップを独走するのがMicrosoft Teamsで、チャット機能、スケジューラー、ファイル共有、テレビ会議などで、Office 365にデフォルト搭載されているとは思えないほどの利便性です。

コロナショックの前からMicrosoftはOffice 365へのクラウド移行を推進していたこともあって、もともと顧客同士がTeamsが使える環境にあったことが多く、「あ、Teams使えるならTeamsでやりましょうかね」という感じで顧客とのミーティングもとりあえずTeamsが使われるシーンが急増しているというわけ。

Microsoftによれば、Teamsの利用者数は4ヶ月の間で2400万人増加し、今月18日の時点で4400万人を突破したそうです。

GAFAMの中でもOffice 365のようなアプリケーションまでビジネス領域に含まれているのはMicrosoftのみで、GoogleやAmazonは手も足も出ないレベルで完敗しています。

コロナが収束したとしても、テレワークは世界的なトレンドになるので、このまま普及の一途を辿ると予想されることから今後の業績に貢献していくと考えられます。

なお、WSJに次ぐ全米5位の投資情報誌「Motley Fool」では、コミュニケーションツールを提供する企業としてズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)が注目であるとの記事を公開しています。

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この銘柄は2019年にIPOを果たした新米企業ですが、コロナ感染拡大が逆に追い風となって、株価は逆に上がり続けています。 

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先述した通り、コロナが収束したとしても、テレワークは世界的なトレンドになるので、今後数年でズームも大きく成長するのはまず間違いなさそうです。

なお、注目銘柄のズーム詳細記事は無料メールアドレスを登録することで閲覧可能になるので、気になる方は下記リンクから登録することをオススメします。

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モトリーフールは株価が上がる2月初旬からZMを推してたからすごい!

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