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テクノロジー株は新型コロナウイルスの影響を受けにくい

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、株式市場は大暴落を続けています。

WSJに次ぐ世界的経済情報誌「Motley Fool」によれば、そんな暴落時には成長株を買うことで、再び相場が上向きになった時に市場平均を超えられるパフォーマンスを発揮すると指摘しています。

というのも、暴落というのは必ずしも悪いことではなく、買われすぎていた成長株が適正なバリュエーションまで落ち着き、再度上値を追える下地が整ったとも言えるためです。

Motley Fool」は3月のまさに今買う成長株として、クラウドコミュニケーションのプラットフォームを提供するIT企業のトゥイリオ(TWLO)、グラフィックス処理用の半導体などを設計・販売するエヌビディア(NVDA)、および半導体デバイス製造のブロードコム(AVGO)の3社を挙げています。

なぜ、今この3種の銘柄を買うべきなのか?理由を「Motley Fool」の記事を元に説明しましょう。

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1.トゥイリオ(TWLO)
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まず1つ目に紹介するのは、成長企業の中でも、株価がよく持ちこたえているのがトゥイリオです。

株価は直近の高値から15%下落したものの、2020年に入ってからのパフォーマンスはまだ14%のプラスを維持しており、S&P500よりも成績が良いです。

次世代コミュニケーションツールを扱う同社のサービスはオートコール、自動ショートメール、自動電子メール、ウェブチャット、アカウントへの安全なアクセスなどを可能にするものです。

新型コロナウイルスの大流行で世界中の企業が従業員の遠隔勤務を推奨しており、顧客との打ち合わせも対面ではなくウェブ経由での会議に急速に切り替わりつつあります。

つまり、新型コロナウイルスがむしろ同社にとって追い風となっており、事態が収束したとしても同社サービスが使われ続ける公算が高いため、急激な成長が見込めます。

2.エヌビディア(NVDA)
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いわずと知れた世界トップクラスの性能を誇るGPUを開発している企業です。

彼らのGPUが利用されている例を挙げると、次世代ビデオゲーム、データセンター、次世代通信規格「5G」ワイヤレスネットワーク、ロボット工学、ヘルスケア、人工知能(AI)など多種に渡ります。

2018年後半からマイニングブームの終焉で販売の落ち込みがあったものの、2020年度第4四半期(2020年1月26日までの3カ月)の売上はほぼ過去最高の水準まで戻っています。

今後の成長も期待できる材料があり、たとえば2021年第1四半期の売上は、新型コロナウイルスによる混乱の影響推定額1億ドルを差し引いても、前年同期比で35%の増加が見込まれています。

GPUの用途は無限に拡大しつつあり、将来を見据えた投資をするのであれば、魅力的なタイミングでしょう。

3.ブロードコム(AVGO)
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半導体メーカーのブロードコムは、ここ数年で様々なソフトウェア企業を買収しており、ネットワークやセキュリティサービスが売り上げや利益の多くを占めるようになるまで成長を続けました。

主力の半導体事業の2019年度の売上は、業界全体の売上減少に伴い減少しましたが、買収した事業の貢献もあり、業界の低調なトレンドにもかかわらず、売上を通年で8%増加させています。

ソフトウェア分野も含めれば、2020年度の売上は9%の増加となっています。

同社の株の予想株価収益率(PER)はわずか11倍に過ぎず、経営陣が新規サービス分野で今後も堅実な実績を上げ、業績予想を達成することができれば、非常に割安だと言えます。

ブロードコムは、成長性、高配当利回り、妥当なバリュエーションのすべてを狙える数少ないテクノロジー銘柄です。

■最後に
なお、本記事は「Motley Fool」の最新レポートから抜粋して執筆しており、このような有益情報を閲覧するには無料メルマガ登録が必須です。

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米国会社四季報編集部
東洋経済新報社
2020-04-06