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万札でタクシーを捕まえてたのがバブル時代

日本のバブル期は具体的に1985〜1991年を指します。

ボーナスで封筒が立つ、万札はライト代わりに燃やすものなど、様々な逸話が語り継がれているわけですが、経済的なエピソードは以下の通りです。

・自動車販売台数上位が高級車だらけ 
・不動産価値急上昇 
・金融バブルで株高
・世界時価総額上位が日本企業だらけ 
・東京23区の土地で、アメリカ全土が買収可能 
・皇居の敷地だけでカナダ全土が買収可能
・アメリカの高層ビル、日本企業が買収しまくり 
・アメリカの百貨店が日本人接客するために日本語覚えてた
・日本人の半分が海外旅行へ
・ゴルフ場がたった2年で1000箇所増加 
・別荘ブーム
・都心地下鉄1駅分をタクシー移動、万札出して釣りはイラネ
・就職活動で企業から交通費どころかメシ代も出た
・財布なくても「お金ちょーだい」って言うと誰かがお金くれる

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封筒が立つほど給料を貰うのが当たり前

とはいえ、こんな金銭感覚に狂った生活を送ると、元に戻すのは不可能になります。

PGF生命が今年60歳となる還暦男女2,000人を対象としたアンケートによれば、貯金100万円未満であると回答した人が全体の24.7%に上りました。

これは4人に1人は100万円未満の資産しか持っていないことを示しており、改めて「老後2,000万円必要」との金融庁報告資料にほど届かない実態が浮かび上がります。

これらの世代は「逃げ切り型世代」で、バブル期を謳歌し、税金も低く、それでいて退職金も最も多く貰い、年金もかろうじて受け取れます。

にも関わらず、バブル期世代の貯金が100万円未満が4人に1人もいるということは、もはや計画性無しに遊び呆けていた末路としか言えず、いくら貧困老人に陥っても見捨ててもいいレベルと言えるでしょう。

生活水準を一度でも上げてしまえば、収入が下がっても水準は下げることが出来ないことが証明された格好です。

今の現役世代は、彼らを反面教師にするべきである。

あんなに給料貰えたら副業なんてする必要ないよな…

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バブル :日本迷走の原点 (新潮文庫)
健二, 永野
新潮社
2019-04-26