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デルタ航空を含む航空セクターが大暴落

NYダウが乱高下を繰り返す中、多くの投資家は株を投げ売りしました。

「永久保有です♪キリッ」

とドヤり切っていた自称米国株投資家も、こぞって持ち株を損切り処分するなど、主張と180度反転する奇行を繰り返しました。

しかし、株式投資だけで世界No.1の大富豪まで上り詰めたW・バフェットはやはり格が違ったのか、今回の暴落でも株を買っていました。

対象銘柄はデルタ航空で、株数は97万6,000株、取得金額は4,530万ドルで日本円に直すと50億円でした。

彼はもともとデルタ航空をバークシャーのポートフォリオに加えていたので、この暴落でナンピン買いをしたことになります。

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スペイン風邪は史上最悪の疫病だったが2年で収束した

しかしながら、5日のNYダウは再び新型コロナウイルスが感染拡大しているとの理由から-1,000ドル近い暴落を記録しました。

セクター別に見ると、最も甚大な被害が及んだのは航空セクターでした。

アメリカン航空が-13.4%、ユナイテッド・エアラインズが-13.3%、そしてバフェットが買い込んだデルタ航空が-7.2%と軒並み大幅下落しました。

なぜ航空セクターだけがここまで狙い撃ちされたのか?と言えば、新型コロナウイルス拡大は人の国と国との行き来を阻害してしまう「渡航禁止令」が各国で敷かれているためです。

たとえば、日本は感染国上位の国ですが、WHOから韓国、イタリア、イラン、日本は最大懸念国の名指しされており、未だ拡大の一途を辿っています。

そんな日本は世界から渡航禁止または行動制限に指定されることが多くなり、日本への渡航を控える外国人が増えたことでANAやJALは大打撃を受けています。

感染拡大をしていない国であっても、イベントが軒並み中止となったりする影響で渡航自体を取りやめる旅行者も世界中で増加しています。

アメリカもカリフォルニアで新型コロナウイルスで初の死者が出てしまったことから、非常事態宣言を出しました。

今後、アメリカへの渡航を控える人も多くなることから、航空業界は大打撃を受けるでしょう。

とはいえ、新型コロナウイルスであっても数ヶ月後には鎮静化し、半年後にはコロナが死後になっています。

スペイン風邪、デング熱、ジカ熱、SARS、MERSなど世界は様々な疫病に襲われましたが、必ず沈静化した過去があるからです。

経済悪化や株安は一時的なもので、バフェットのように強気に買い増しを続ける投資家が最後に笑うでしょう。

今株を買える投資家が最終的に儲けることができるのはガチ

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