億ションという言葉が生まれたように、この10年でマンション価格は高騰し続けています。
都心ではタワーマンションが次々と建設され、富豪が投資目的で買うこともあれば、一般庶民が多額のローンを組んで夢のマンションを買い漁りました。
マンション価格が上がり過ぎたことで、すでに2017年頃からバブルと指摘されており、価格暴落の懸念がありました。
しかし、マンション価格は懸念を無視して上がり続け、ついに今年これまで最も高かった絶頂のバブル期1990年の最高平均価格を上回ったのです。
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不動産経済研究所によれば、東京、神奈川、埼玉、千葉で発売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は去年より47.9%も上昇し、8,360万円となりました。
さらに、23区に絞ると平均価格は1億511万円で、27年ぶりの1億円でした。
なぜ、少子化でオワコンの日本にここまでの巨額マネーが降り続けるのか?と言えば、世界的な投資マネーが依然として日本に向いているためです。
たとえば、豊洲や晴海などの一等地の高級マンションでは、中国人が投資目的で半分近くの部屋を買い占めるような現象がここ数年で頻発していました。
最近はマンションの爆買いも終了したとの声も聞かれますが、実のところまだまだ中国人は日本のマンションを買っています。
なぜ、中国人は日本の不動産が好きなのか?といえば、ゴールドに近い感覚で買っているのが大きい。
中国の不動産市場は日本人が想像するより変動が激しく、国の政策でも突然無価値になることもある。
一方、日本市場は一等地は一等地であり続けるし、人気のエリアは緩やかに価値が上がっていきます。
日本のように安定した不動産市場は、成長性はないが安全性が中国とは段違いなのです。
結果、爆買いブームは終わったといえ依然として投資マネーが日本に向けられているというわけである。
急激な価格上昇ってよりは緩やかに上がり続けている感じだな
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