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旧ハイテク王者のIBM、現ハイテク王者のMicrosoft

Microsoftが発表した決算の内容を眺めると、売上高は前年比14%増の370億ドルで過去最高でした。

純利益は同38%増の116億4900万ドルで、たったの四半期で1兆円の「利益」を手にしたことになり、株価は右肩上がりで過去最高値を更新し続けています。

GAFAMによって自前でデータセンターにサーバなどを置くオンプレミスが廃った結果、ネットワーク越しに必要な分だけサービスを使うクラウドが主流となり、クラウド市場で首位に立つMicrosoftはAzureから打ち出の小槌の如くカネが溢れ出ています。

MicrosoftはOSの売り切り屋から脱却し、O365といったアプリケーションでさえもクラウド提供に切り替え、サブスクリプションモデルで安定した料金を徴収して金儲けをしています。

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まさに絵に描いた餅であったWatson

ハイテク業界のトップは今でこそMicrosoftですが、以前はIBMが巨人と言われる存在でした。

しかし、IBMの株価を眺めると、Microsoftが右肩上がりに対して2010年からの株価とほとんど変わっていないのが現状です。

IBMの株価が軟調な理由としては、画期的なサービスを生み出せないことに尽きます。

たとえば、IBMはこれからはAIの時代だとして多額の投資を行いWatsonを開発しましたが、利用者の間では理想と現実のギャップに苦しみ使い物にならないと嘆いています。

たとえば、三菱UFJはWatsonを店舗対応やWebサイト、コールセンターなどから集めた膨大なデータをWatsonが分析、業務効率化を図る青写真を描いていたものの、ほとんど使い物にならなかったと批評しています。

また、利益率の高いクラウドサービスはAzureやAWSに奪われ、IBM Cloudの存在感はありません。

既存の顧客である官公庁向けにオンプレミスからのIBM Cloudへの乗り換えが進んでいるものの、新規顧客の獲得に至っていないのが現状だ。

IBMは2000年以降、サービス開発に投資せずに人売りと言われるコンサルティング業務に傾倒し、技術開発を疎かにしてしまいました。

GAFAMとの差は、この時期の怠慢、ツケが回ってきたと言っても過言ではありません。

新規顧客がつかなければジリジリ体力を奪われ衰退していくしかなくなる。

コンサルを主軸にした時点で負けは確定していたIBM…

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