ボーイングが決算によれば、1997年以来22年振りの通期赤字に転落したことが分かりました。
売上高は前年比24%減の765億ドル、純損益は6億ドルの赤字でした。
前年度が105億ドルの黒字だったことをかんなえれば、まさに急転直下の不振と言えるだろう。
業績不振の要因は言わずもがな新型旅客機737MAXの墜落事故が相次いだことです。
この件をきっかけに、ボーイングのズサンな開発体制が次々と暴露されるなど、企業イメージに致命的なダメージを負い、株価は暴落しました。
しかしながら、737MAXは運行再開に向けて動いているのもまた事実で、ボーイングCEOカルホーン氏は2020年半ばにも航空規制当局の認可を得るつもりだと明言しています。
NYダウが史上最高値を更新する中、軟調な展開が続くボーイング株。
しかし、世界ではボーイングとエアバス以外に航空機を製造出来る会社は少なく、ほぼ寡占状態と言っても良いです。
そのため、737MAXが運行再開となれば今までの遅れを取り戻すかの如く上昇となる可能性が高いので、実は2020年の要注目銘柄と断言しても良いでしょう。
さらに、世界的な軍事需要増加があり、ボーイングの年間売上1兆円の半分以上が実は軍事によってもたらされているものです。
たとえば、日本でよく耳にする「オスプレイ」も、実はボーイング製の戦闘機です。
ボーイングの旅客機は、世界最大の軍事力と技術力を持つ戦闘機のノウハウを民間用に転用しているに過ぎず、その根幹は戦闘機なのだ。
たとえば、トランプが外交する際には、いつもボーイングを売り込む姿が放映されていますが、それほどまでにアメリカの象徴=ボーイングとなっているわけ。
裏を返せば、ボーイングはアメリカを象徴する超重要企業とも言えるわけで、ボーイングを復活させるためならアメリカは戦争すら辞さないということです。
2020年の注目株はボーイングだな
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