Appleが発表した第1四半期決算は、まさにスペシャルサプライズでした。
売上高は前年比9%増の918億ドルと過去最高、純利益は同11%増の200億ドルと過去最高、EPSは4.99ドルと、モンスターと呼ぶに相応しい内容でした。
たった3ヶ月で10兆円もの売上を叩き出し、4分の1がまるまる利益という企業は歴史上前代未聞で、もはや形容する言葉がありません。
過去最高益となった背景には、iPhone11が予想以上の大幅な売上数を記録したことや、AirPodsなどのサイドパーティが大ヒットしたことが大きいです。
さらには、iPhone XSで売上が低迷した際に、サービス売りに力を注いだことも、今回の好決算の底上げに繋がっています。
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バフェットはAppleが暴落したときにしこたま買った
さて、Appleの大株主と言えば投資の神様ウォーレン・バフェットです。
彼はiPhone XSの不発により230ドルから140ドルまで暴落したApple株をしこたま買い込みました。
Appleが暴落する中でも「安ければもっと買うし、売るつもりもない」とコメントし、今現在の保有枚数は2億5千万株、平均取得額は141ドルとなっています。
バフェットはこの1年でAppleだけでも大幅に資産を伸ばすことに成功したわけです。
当時、Appleはオワコンだと言われていた最中、バフェットもIBMへの投資に失敗していたことから「オワコン同士の傷の舐め合い」など揶揄されていましたが、蓋を開けてみれば互いに大復活を遂げたわけです。
「人の行く裏に道あり花の山」
という、株式投資においてあまりにも有名な格言があります。
群衆心理で大衆と同じ行動するのではなく、むしろ他人とは反対のことをやった方が、うまくいく場合が多いというものである。
バフェットはAppleへの投資の成功で、この格言を具現化してみせたのだ。
あの暴落局面で2億株以上買った事実がもうすごい
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