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昔ながらの焼き芋屋で大儲け

焼き芋のブームが拡大しています。

ドン・キホーテの店頭前には必ずと言っていいほど焼き芋が売っており、そしてほとんど売り切れ状態になっています。

特に寒い冬にはホクホクで甘い焼き芋は一口食べると天国にでも行ったような感覚に襲われ、老若男女問わず大人気、どこの店でも売り切れが続出しているとのこと。

なお、焼き芋には栄養素が豊富で、100グラムを食べるだけで1日に必要な栄養素が摂取出来る優秀な食べ物です。

銅:29%
ビタミンB6:28%
パントテン酸:26%
ビタミンC:23%
食物繊維総量:21%
葉酸:20%
カリウム:19%
ビタミンE:16%
炭水化物:15%
ビタミンB1:11%

さて、焼き芋販売の中でも注目を浴びているのが、昔ながらの移動式販売の焼き芋店です。

スピーカーから流れる「石焼き芋~おいも! あったかくて美味しいおいも〜!!」が特徴的なアレです。

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原価の高い芋を使ったとしてもこの儲け

WBSによれば、移動販売の焼きいも店は1日およそ100本を売り上げる人気ぶりで、1本300~400円、利益率は良い芋を使っていても売価の半分くらいだと言います。

燃料費を差し引いても月50万円程度稼げる計算になり、焼き芋屋は密かに優良ビジネスと化していたのです。

車をレンタルしたならトラックのレンタル料金が引かれる訳ですが、それでも十分利幅の大きい商売と言えそうです。

一般的なイモだと50円くらいのイモを焼いて300円くらいで売るため、利益率はもっと高くなることから、月80万円くらい稼ぐことも可能になります。

なお、焼き芋屋を運営するために特別な資格や許可も必要ありません。

消防署の規制にも保健所の規制にも警察署の規制にも、とくに引っかかることがないため、サラリーマンでも気軽に始めることの出来ることから、今では副業として人気になっています。

ただし、人口密度が少ない田舎などでは当然買う人も少なく赤字になってしまうこともあるので、都会寄りの埼玉や千葉あたりが狙い目かもしれません。

ちなみに、冬が終わるとパタッと姿を消す焼き芋屋は、オフシーズンは稼げなくなるので違う仕事をするしかなさそうです。

夏だけ収入がある海の家などと、同じようなロジックだと考えれば分かりやすい。

世の中にはいろんなビジネスがあるから調べると面白い

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焼きいもが、好き!
日本いも類研究会/編著
農山漁村文化協会
2015-01-26