節約が相変わらずのブームです。
昔と比べて給料が上がらない日本人は、収入増が見込めないことから支出を抑えることに美徳を感じるようになりました。
企業側も、高い商品を出しても日本人が買ってくれなくなったため、いかに安くて品質の良いモノやサービスを提供するかに力を注ぐようになりました。
アベノミクス効果で好景気になったとしても、コロナや増税の嵐で庶民の財布は痩せ細り、1円でも安い買い物を心がけるようになりました。
結果、2020年の日本人のスタンダードは以下の通りになりました。
散髪:1,000円カット携帯:格安スマホ洋服:GU外食:スシロー住宅:賃貸アパート生活用品:ダイソー家電:ドンキホーテ車:軽自動車
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たとえば、1,000円カットの台頭はQBハウスですが、本格的に店舗数拡大で流行り始めたのは2007年頃でした。
10分というスピードと1000円という低価格を実現し、日本版顧客満足度指数の生活関連サービスにおいて顧客満足度第1位を獲得したのです。
それまでは街の床屋や美容院で1回3,000〜5,000円くらい支払って月イチでカットをしてもらう必要があったわけですが、QBハウスの登場で支出を何倍にも下げることが出来るようになりました。
また、携帯電話も昔はドコモやauなどの殿様商売(今もだが)で1人月1〜2万円請求されることも少なくありませんでした。
しかし、2010年以降で格安SIM、格安スマホという形態が登場してからというものの、月額1,000円に抑えることも容易になったのです。
品質はキャリアには劣りますが、普段からスマホをガンガン使うという人以外は不自由ないでしょう。
そして、極め付けはGUの低価格衣料品です。
もともとユニクロを安い安いと喜んで買っていた日本人は、いつの間にかユニクロですら高いと思うようになりました。
結果、ユニクロより低価格なカジュアル衣料品を販売する新ブランドを立ち上げることに至り、大成功を収めたのです。
たとえば、スニーカーは590円と理解不能な安さなのに品質は高く、フツーに生活する分には何も困ることはありません。
たとえば、スニーカーは590円と理解不能な安さなのに品質は高く、フツーに生活する分には何も困ることはありません。
将来2,000万円を貯める必要のある日本人は、これらのモノやサービスは積極的に使うことが有用でしょう。
安いニッポン万歳!!
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