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世界最大規模の金融機関クレディ・スイスによれば、世界中で富裕層と呼ばれるミリオネアが急増しているそうです。

中でもミリオネアの仲間入りをした半数以上がアメリカ人という結果が出ており、ダントツの1位で世界の富を独占している。

アメリカ人だけで、わずか1年で68万人ものミリオネアが誕生したというかた驚きだ。

なお、日本人は2番、中国人が3番手でしたが、アメリカ人と比較すると4分の1以下しかミリオネアは誕生していません。

この格差の理由はただひとつで、株式=米国株に投資しているか否かという違いだけです。

たとえば、ミリオネアに仲間入りをしたアメリカ人のアセットクラスを眺めると、米国株に投資していたことが最大の原動力となったとクレディ・スイスは分析しています。

日本や中国では不動産などの投資がメインで、株式はあまりやらない国民性か資産が増えていない。

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そもそも、株式が最も儲かる投資というのは歴史的に証明されている事実です。

アメリカの経済学者のシーゲル氏が過去200年間を期間として、株式、長期米国債、短期米国債、ゴールド、ドルを対象に、インフレ調整後のトータルリターンの推移を累計ベースで調査した結果、ダントツで株式が儲かる投資だということを突き止めました。

たとえば、1802年に1ドルを株式、長期米国債、短期米国債、ゴールド、ドル、それぞれに投資したとしたら、2003年のリターンは下記の通りとなりました。

株式:597,485ドル
長期国債:1,072ドル
短期国債:301ドル
ゴールド:1.39ドル
ドル:0.07ドル

株式に投資した場合、200年のリターンは597,485倍になったということであり、ミリオネアの仲間入り投資をするのであれば、株式投資をしなければ不可能だということが分かるでしょう。

さらには、この調査は米国株のみが対象であるため、日本株などで再現しようとしても難しい。

米国株は毎年のように史上最高値を更新していますが、日本株は1980年のバブル崩壊直後から未曾有のデフレに突入し、30年以上に渡り経済が低迷しています。

日経平均株価は30年前の史上最高値3万8,915円を更新するどころか3万円の到達すら夢のまた夢という状況であり、日本株に投資していればミリオネアになる以前に投資で損をすることになります。

そのため、ミリオネアになりたければアメリカ人と同じように米国株を粛々と買っていくしかお金持ちになる術はないのである。

米国株だけ買えば金持ちになれるって楽勝すぎんだろ…

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