パチンコをパチンカスと呼び、宝くじを買うのは健全だと考えている人は多いですが、これは完全なる間違いです。
パチンコは搾取が酷いと言われるものの、期待値すなわち還元率は85%で、競馬は74%、そして宝くじは45%しかありません。
たとえば、パチンコ業界全盛期には30兆円の売上がありましたが、そこ時の粗利が6兆円でした。
これは、おおよそ投入した1万円が8,000円になって戻ってくる計算であるため、かなり良心的なギャンブルだと言えます。
しかし、市民権を得ている宝くじは1万円分買ったとしたら、理論上その時点で4,500円しか戻ってこない計算になります。
宝くじこそ最大の搾取ギャンブルであるわけですが、駅前の一等地に店を構え、健全なイメージでボッタクリ商品を売り捌く様はビジネスに他ならない。
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宝くじでお金持ちになれることは非常に難しいことが分かってくれたと思います。
たとえば、宝くじで億万長者になれる確率は、1000万分の1の確率でしか無く、この確率は東京ドーム222個にひしめき合う人の中から、たった1人が選ばれるのと同じなので、これが当たると思っていることがおかしい。
さらに、ジャンボ宝くじ5等の当選額である3,000円ぽっちでも、当たる確率は100分の1の確率です。
3,000円というのは、宝くじ10枚綴りでセット買いする値段と同じなので、100人セットを買ったら99人は損をしている計算になります。
一方、100人のうちの1人は勝ったのかといえば間違いで、元手を取り返しただけに過ぎません。
100人の中で誰もトクをしていないのに、冷静に考えれば自分だけが億万長者になれるわけがありません。
つまり、宝くじはほぼ確実に勝てない投資であり、汗水流して稼いだ大事な給料を、宝くじにぶちこむ庶民。
どこか頭のネジが飛んでいる。
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