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右が従来の矯正、左がインビザライン

米アライン・テクノロジー(ALGN)はNASDAQに上場するシリコンバレー発のグローバル企業です。

事業内容は「歯列矯正器具」で一見地味なものですが、今までの常識を覆す革命的な製品を出したことで、世界の歯列矯正の常識が大きく変わりました。

そもそも、日本人には歯列矯正はあまり馴染みのない人が多いですが、日本人の歯並びへの無頓着さは異常であり、日本在住の外国人向けのアンケートによると、8割近くの方が「日本人は歯並びが悪い」と回答されていました。

海外では歯並びが悪い場合第一印象が最悪となり、自己管理能力に欠けているとして恋愛でもビジネスでも大きな悪影響を及ぼします。

そのため、子どもの頃から歯列矯正を行い、きれいな歯並びを手に入れる人が多く、逆にお金がない家庭に育った人は、大人になってから歯列矯正を行う場合もあり、中には50、60歳を過ぎてから矯正を始める人もいるほどです。

歯列矯正は世界で大きなビジネス・マーケットとなっているのですが、歯列矯正の「欠点」を大幅に改善することに成功したアラインは大きな果実を手にしているわけです。

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自分専用のマウスピースを付けるだけで矯正完了

では、彼らがどんな革命的な製品を出したのかと、「インビザライン」と呼ばれる完全オーダーメイドの透明マウスピースです。

このマウスピースがあれば、透明なので矯正治療中であっても隠すことなく人前で笑顔を見せられることが可能となります。

しかも、0.5mmと非常に薄いものなので、間近で見てもほとんどの人がマウスピース装着に気付くことはありません。

つけたり外すことも自由で、食事の時には好きな食べ物をストレスなく食べることも可能で、従来のワイヤーとブラケットを使用した方法とは一線を画す画期的な商品なのです。

話題が話題を呼び、世界中で600万人もの利用者数を記録し、インビザラインを採用するクリニックも増え、日本でも取り扱いが増えて来ました。

チョコも知り合いでもインビザラインを利用している人も何人かいたので、日本でも確実に普及が広まっていると考えて良いでしょう。

なお、アライン・テクノロジー(ALGN)の株価は5年前は50ドルに過ぎませんでしたが、現在は300ドル付近を付けており、一時は400ドルまで上昇しました。

インビザラインの利用者が多い中国において、米中貿易戦争でモロに煽りを喰らったことで一時的に業績に悪影響がありましたが、歯列矯正でキレイな歯を手に入れるのはもはや世界の常識になりつつあるため、今後も伸びる産業になるでしょう。

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ブラケットだと食べ物が装置に詰まりまくるからインビザラインは最高だね

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