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グランメゾン東京が面白いとネットでも話題に

TBS系日曜ドラマ「グランメゾン東京」が好調です。

ザ・テレビジョンが調査しているドラマ視聴熱ランキングでは2週連続第1位を獲得し、視聴率ランキングでは第5位にランクイン、視聴率も10%以上を安定して叩き出しています。

グランメゾン東京は元SMAPの木村拓哉主演のシェフの話で、一度は本場フランスでミシュランの三つ星評価を狙うも挫折、ふとした出会いから鈴木京香などと協力し東京で再び三つ星レストランの夢を追いかける物語です。

ドラマを観てみると、どの料理人も初めは「お客様に美味しい料理をお届けすること」を目標としてシェフになったのに、だんだんと「星を取ること」が目的になり、挙げ句の果てには店舗同士で潰し遭う様が描かれています。

それほどミシュランが与える「星」というものはフランス料理には絶対的な存在であり、星があるかないかでそのレストランやシェフの運命は大きく変わると言っても過言ではないものとなっています。

現実の世界でも、フランスのアルプスにあるレストラン「ラ・メゾン・デボワ」のシェフが、ミシュランから3つ星から2つ星に格下げされたことで、名誉を傷つけられたとしてシェフがうつ病になってしまったという話もあるほどだ。

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ミシュランガイドに掲載されるのは料理人の夢

では、これほどまでに絶対的な影響力を持つミシュランとは一体何者なのでしょうか?

その実態は実は料理格付け会社ではなく、ブリジストンなどと同じタイヤメーカーです。

ミシュランは1889年に創業された歴史の長い企業で、ミシュランガイドを発行するに至ったのはもともとはミシュランのタイヤを愛用してくれるドライバーのために作られたものでした。

ミシュランガイドの創設は1900年、当時のブックレットの中にはタイヤの修理方法や、ガソリンスタンドの場所、食事が楽しめる場所、ホテルなどの宿泊施設などドライブに必要な情報が網羅されていました。

そんなミシュランが星を用いた評価を実施し出したのは1923年のことで、星を3つに分けたのは1926年のことです。

長い年月をかけて、ミシュランの評価するお店はハズレがない「快適で美味しいお店」として世界中で認知されるに至り、今ではタイヤメーカーとしてではなくグルメ評価機関としての方が知名度がある状態になっているわけ。

なお、ミシュランは本業のタイヤ事業も絶好調で、世界最大級のシェアを獲得するほどまでになった。

株価も右肩上がりで、業績も好調だ。 

ちなみに、ミシュランはアメリカにADR(米国市場で買える制度)としての上場は果たしていないので、フランスのパリ証券取引所でしか買うことしか出来ません。

ミシュラン株を買うことが出来るのは、日本のネット証券で唯一パリ証券にアクセス可能で、海外株の取扱い銘柄No.1の「サクソバンク証券」のみです。

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グランメゾン東京は今期No.1のドラマだねぇ

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