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金が払えなければ命まで持っていかれる世の中

ドラマや漫画の世界では、ヤクザが運営する違法賭博が描かれることが多いです。

実は現実世界でも同じように違法賭博は存在していて、度々警察に摘発を受けています。

たとえば、先日は岡山県倉敷市の25歳の大学生がポーカー賭博で3,235万円負けてしまい、韓国人ヤクザにリンチ監禁、ボコボコにされてしまう事件が起こり世間に衝撃を与えています。

今回の賭博場はビルの一室で行われており、大学生を誘った人物も共犯である可能性が高いという。

ネット上では「ギャンブルは自己責任!負けたら支払うのが筋」という声も聞かれますが、そもそも違法賭博というのは120%イカサマなので、絶対に勝てない仕組みになっているものです。

さらにはヤクザということで3,235万円というのも吹っかけられた額の可能性があるため、一概に全てが大学生の責任とは言えません。

ちなみに、岡山県には「五代目浅野組」という指定暴力団がありますが、分裂した山口組の影響で全国で抗争が激化しているのでいつでもどこでも誰でも被害に遭う可能性があります。

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ギャンブルに勤しむのではなくきちんと働くのが大事

そもそも、違法賭博でなくともギャンブルというのは絶対に勝てないように出来ていることを理解する必要があります。

たとえば、市民権を得ている宝くじだってれっきとしたギャンブルであるのですが、多くの人は「ギャンブル」とは思って買っていません。

宝くじは買った瞬間50%が胴元に搾取される構造となっていて、300円のくじを10枚綴りで買えば、確率論から言ってその瞬間から1,500円の負けが確定しているわけです。

海外の合法カジノの控除率は全体で5~10%くらいなので、10万円使うと9万円強は自分のお財布に帰って来る計算になります。

そのため、宝くじは海外のギャンブルと比べても明らかにボッタクリにも関わらず、日本人はその事実を知らないバカばかりなので、カジノを平気で叩く一方で宝くじには100万円単位のお金をブッ込んでしまうのです。

金持ちの間では、

「宝くじは愚か者に課せられた税金」

と言われているわけですが、日本人はバカなので、そんな事実も知らずにせっせと政府にお布施をしている。

ちなみに、悪名高いパチンコでさえ控除率が20%程度なので、宝くじよりも遥かに勝ちやすいギャンブルとなっているので、宝くじを買うならパチンカスになった方がマシだったりもする。

1日で3000万円負けるとかどんなレートなんだよ・・・

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賭けの考え方 (カジノブックシリーズ)
イアン・テイラー
パンローリング
2011-08-12