任天堂との協業を発表したテンセント
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池上彰:ゲーム業界で世界一の企業は?
出演者:任天堂!!
池上彰:違うんですよ
池上彰:任天堂は9位
テンセントが第1位
テンセントはSNSとオンラインゲームで成長を遂げた
テンセントとは中国にあるインターネット企業です。
同じ中国企業であるアリババは「Alipay」などのサービスで日本人でもよく知られた企業になりますが、テンセントは全く知らないという人も多いでしょう。
しかし、世界時価総額ランキングを眺めると、アリババがGAFAの次に高い第7位、テンセントは第8位の座に付いているのだ。
日本一のトヨタ自動車が40位であることを考えれば、その規模は途方もない大きさだと言うことが分かるでしょう。
なお、一時はアリババを抜き、アジア世界第一位の座に付いたこともあります。
では、テンセントとはどのような企業で、何が強みなのでしょう?
それはなんと言っても「WeChat」というメッセージアプリの存在です。
中国ではFacebookやTwitterなどの外資系のアプリの利用は禁止されていますが、自国企業であるテンセントのWeChatだけは中国政府に利用が認められ、人口10億人という巨大市場をそのまま牛耳ることが出来ました。
そして、中国人は世界各国に散らばっているわけですが、中国本土に住んでいる人とはWeChatを利用しなければ当然連絡手段が存在しないため、実質的な必須インフラと化しているのです。
さらには、その中国ネットワークを生かし、決済、ゲーム、音楽、動画など様々なサービスを展開するまでに至っており、特にゲームの売上は「ファーナイト」など世界的人気ゲームを有していることで、世界1位の座に付くまでになった。
最近では任天堂が中国にスイッチを売るためにテンセントと協業することを発表し、テンセントは任天堂のキャラクターを使って新たなゲームを作りたいとも考えている。
テンセントの快進撃は、まだまだ始まったばかりかもしれない。
テンセントがどうあれ10億人を牛耳ってるのは強いわ
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