米国出身で世界三大投資家の1人とされるジム・ロジャース氏曰く、日本は東京オリンピック以降から衰退が始まると警告します。
そもそも、オリンピックでは多額の公共事業費が費やされ、雇用増加や経済活動が活発になります。
さらに、多くの外国人がやってくることから外貨が獲得しやすいメリットがあります。
日本では1964年に開催された東京オリンピックを契機に高度経済成長期に突入、アメリカを抜き去る超バブル時代を謳歌しました。
2020年開催の東京オリンピックでも、昔の好景気再来を期待して多くの人は景気がガンガン上昇していくと考えているというわけです。
しかしながら、ジム・ロジャース氏はそのような考えは「幻想に過ぎない」と一蹴しています。
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そもそも、歴史を辿ればオリンピックが国家にとってお金儲けになった例はなく、一部の人に一時的な利益をもたらすことしかなかったそうで、むしろ弊害を及ぼすとも指摘しています。
さらには、日本の東京オリンピックは今と昔とは全然性質が違うもので、一緒くたにするのは危険だと言うことです。
オリンピックのせいで日本の借金はさらに膨らみ、ただでさえ少子化に苦しむ日本では若者にツケを押し付けている状況なのだ。
ジム・ロジャース氏はさらにこのように付け加えます。
・30年後の日本では、貧困に喘ぐ国民によって今より多くの犯罪が起こり得る。
・社会不安は、犯罪や暴動、革命といった形で表面化し、日本経済は破綻に向かう。そもそも、今の日本が世界有数の治安を誇っているのは「裕福だから」であって、人々に余裕があるためです。
海外を見れば貧困な国ほど犯罪率が上昇しており、暴動なども頻繁に起こっています。
イノベーションも起きない、少子化も改善する見込みがない日本では、将来が今よりも豊かになる可能性はほとんどゼロに近く、貧困国に転げ落ちる可能性は否めない。
では、今私たちが出来る最善の防衛策はなんでしょうか?
それは世界分散投資をすることです。
国家が衰退に向かえば、通貨価値や株価は暴落することになるので、今あなたに資産があったとしても将来は貧乏になります。
しかし、円に価値があり、まだGDPが世界3位の日本であるうちに、アメリカやヨーロッパ、不動産や債券などに分散投資をしておくことで、将来も安定した生活を送れるようになるわけです。
資産運用をしている人、していない人で大きな差が付くのが令和時代だ。
30年後には日本円の価値は暴落して国民総貧乏になりそうだね
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