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保険会社、ガチで何があっても儲けられるので無敵

今年は特に自然災害が多い年でした。

日本上陸では史上最大規模となった台風15号では、送電用の巨大な鉄塔が倒れるほどの強風に見舞われ、千葉県を中心に数中万戸の世帯が何日にも渡り停電に見舞われました。

強風によって家が吹き飛ばされる世帯も続出し、未だにブルーシートで暫定的に凌いでいる人も多い。

また、台風19号では秋雨前線を刺激したことで、過去類を見ないほどの大雨を降らせました。

高級住宅街として栄えていた武蔵小杉では、下水能力がキャパオーバーしあたり一面がう◯こ塗れになるなど、甚大な被害をもたらしたのです。

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超大型台風によって、関東を中心に大きな被害を被った

これらの台風被害によって、保険金の支払い額が大手損害保険会社3社だけで8,000億円を超える見込みになっています。

その他の災害を含めると、今年の支払い総額は1兆円規模になる見込みとなっており、文字通り保険会社は大ピンチといったところです。

しかしながら、先日発表された東京海上ホールディングスなど大手損保3グループの4-9月期の純利益は、合計で前年同期比2.7倍の大幅増益でした。

台風による影響はほとんど無いと言わんばかりで、通期の純利益は4.7%増益となる見込みで、保険会社は儲けに儲けているのだ。

なぜ、保険会社はこんな大災害でも増益を確保できるのか?

その答えは「値上げ」です。

火災保険や地震保険は、この数年で値上げが相次いでいます。

たとえば、2015年に保険料を全国平均で4%値上げしました。

さらに、今年の10月にも全国平均で7%の値上げを実施、再来年の1月にも全面的な値上げを予定しているのです。

保険料の支払いが嵩んでも、保険会社はガンガン値上げすることで利益を確保できるために、文字通り「無敵」なビジネスなのだ。

兆単位の支払いになるのに増益とかバケモノやで…

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