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ボーナスが100万円貰えるのは上位0.01%未満の世界 

2019年も残りわずかとなったわけですが、サラリーマンとして年末最も楽しみなのが冬ボーナスというものです。

日本の代表的な企業1,412社で構成される経団連によれば、大手企業の冬ボーナスの第一回集計結果は100万円近くの96万円だったことを公表しました。

業種別ランキングでは、オリンピック需要で建設ラッシュが進む建設業が最も高額な平均172万円で1位、過去最高益を更新したトヨタなどの自動車業が102万円で2位でした。

冬ボーナスの平均としては過去最高を更新、日本はバブル期を超える"バブル"に突入していると言っても過言ではなく、景気はアベノミクス最高潮に達していると言っても過言ではないだろう。

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日本の99%を占める中小企業はボーナス支給はない 

とはいえ、世の中には「ボーナスなんて貰ったことが無い」という人や、「ここ数年支給された記憶が無い」という人も存在します。

そもそも、ボーナスが貰えるのは正社員のみですが、中小企業に勤めている場合は正社員であってもボーナスが出ないなんてことも珍しくはありません。

たとえば、ネットを眺めるとこんな意見が意図もカンタンに出てくる有様で、本当に日本が過去最高のバブル経済なのかと錯覚させられる。

このご時世、正社員で働けていることには感謝しています。

忙しいですが、なんとか時間をコントロールして残業も少なく出来ます。

それは本当にありがたいのですが、一回もボーナスを頂いたことがありません。

求職票には年二回と書いてあったのですが…。

贅沢言うなと言われそうですが、頑張って正社員で就職し、売上が上がってもボーナスなし。

もちろん会社にとっては義務ではないのはわかるのですが、友達とかは契約社員や委託でも貰っているのに…

ボーナス払いなんて使えません。

テレビのニュースでボーナス時期に特集とかされると憂鬱な気分になります。
私もボーナスをもらえない仕事をしています。

決まってTVで流れる「ボーナスを何に使いますか?」といったインタビューを見るたびにただただ羨ましいです。

この人たちと違って、自分は一年中変わり映えしないお金のために毎日を働いてることをつきつけられます。

ボーナスがあったらもちろん貯金もしたいですが、仕事頑張ったなぁと思えるぐらいの大きな買い物をドカンとしてみたいものです。

でも、ボーナスが欲しいなんて会社に申し出て空気が悪くなるのは絶対に嫌ですし、仕事自体を減らされるなんてことになったら最悪なので絶対に言えませんよね。

でも、ボーナスは欲しい!

正社員でもこの有様なわけで、当然ながら非正規や派遣、フリーターはボーナスなんて概念が無く、ボーナス以前にいつクビになってもおかしく無い存在です。

世間を見ているとボーナスが支給されることは、さぞ当たり前のように報道がされることが多いですが、そもそもボーナスというのは一部の正社員にしか恩恵が無い制度だということも確かなのです。

ディーアンドエム社が運営する「勝手にランキング」では、全国の働く男女約1万人にボーナスについての調査をインターネットで実施し、結果を発表しました。

それによると「あなたはボーナスをもらう予定がありますか」との質問に、「ない」と答えた人は48.5%と、約半数弱に上ることが分かったのです。

ボーナスが多い少ない以前に、そもそもボーナスを貰えるのは、もはや「上級国民の証」である。

貯金2,000万円貯めろという前にボーナス支給を義務付けるべきだよな

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