世界経済が過去類を見ないほどに発展している原動力となっているのは借金です。
事実、世界の借金は芋づる式に増え続けています。
事実、世界の借金は芋づる式に増え続けています。
国際通貨基金(IMF)によれば、世界債務は今年で2京円を突破し、過去最大を更新したと公表しました。
ちなみに、京とは兆の1万倍もの数値であり、2京円とは世界GDPの2年分超に値するものです。
つまり、世界はすでに2年分もの需要を「先食い」している状態であるわけで、風船のようにパンパンに膨張しているのだ。
人々は知らず知らずのうちに世界は実態に伴わないバブル景気に包まれていた。
これが破裂すれば再びリーマンショックのような金融ショックが起こり得る可能性もある。
人々は知らず知らずのうちに世界は実態に伴わないバブル景気に包まれていた。
これが破裂すれば再びリーマンショックのような金融ショックが起こり得る可能性もある。
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中でも懸念国とされているのが中国です。
中国はたった一国で世界における債務増大の3/4を占めており、その影響が無視できない水準まで上昇しています。
中国企業のドル建て債デフォルトも、コロナ発生前の去年からすでに最大規模となっている。
中国はたった一国で世界における債務増大の3/4を占めており、その影響が無視できない水準まで上昇しています。
中国企業のドル建て債デフォルトも、コロナ発生前の去年からすでに最大規模となっている。
とはいえ、資本主義社会では借金は悪いことではなく、誰かが誰かに借金をすることで経済が回る設計になっています。
だからこそ、世界は経済成長をひたすら目指さなければならないし、インフレを目指すのです。このサイクルが上手く回ることにより、人々は豊かになってきました。
しかしながら、中国は資本主義社会ではなく、社会主義の国です。
社会主義とは、個人や自由、資本などとは真逆の思想で設計された概念です。
端的に言うと、個人や国の利益拡大よりも、国民が全員平等に生活していけるよう、経済的弱者の立場に立った、弱者にフォーカスした社会構築を目指しています。
一見、聞こえの良い思想ではありますが、実はどれだけ働こうが、どれだけ顕著な結果を上げようが、社会主義は国民全員に利益が平等に分配されることから、生産性が上がりにくく、国の成長が阻害されてしまいます。
現存する社会主義国家は、中国、北朝鮮、キューバ、ラオス、ベトナムなどの極小数に留まり、過去次々と破綻した国家が多いことから、「社会主義はただの理想郷」であるというのが現代の常識です。
社会主義国家では、当然資本主義のように経済成長ができるわけもなく、借金を返済することが不可能になるのです。
中国が債務不履行に陥れば、リーマンショックを超える「世界恐慌」が再来する可能性だって十分に考えられるわけで、投資家は中国の動向に注視しておく必要性があります。
社会主義国家では、当然資本主義のように経済成長ができるわけもなく、借金を返済することが不可能になるのです。
中国が債務不履行に陥れば、リーマンショックを超える「世界恐慌」が再来する可能性だって十分に考えられるわけで、投資家は中国の動向に注視しておく必要性があります。
中国が破綻したらリーマンショックどころじゃ済まんだろ…
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