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オイルメジャーで唯一巨額投資を進めるエクソン 

「石油はあと50年で枯渇する」

50年経った今、実際には世界は原油余りです。

原油先物価格はこの50年で過去最低水準の価格となっており、サウジアラビアなどの中東諸国で構成されるOPECは頭を抱えている。

石油が枯渇すると言われて来た背景には、それは「今ある技術で掘削出来る量」で計算されていて、今は技術の革新により当時より何十年先まで石油を確保する術が確立されているためです。

その象徴がシェールオイルで、かつては掘削するのは非常に困難でした。

しかしながら、昨今の技術向上によって、良質で効率的に掘削地点を見つけることや、掘削が困難とされた地下2,000メートルより深くに位置するシェールを掘削する技術も向上し、一気に石油のパイが増えました。

そのため、今は「今後少なくとも150年以上枯渇する問題はない」と言われており、今を生きる私たちが石油の心配をする必要性は少なからず無くなったと言えます。

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イランで大油田が発見され、エクソンの巨額投資は水の泡? 

アメリカでシェール革命が起きたことで、数十年後に枯渇するとまで言われた石油は、一変して在庫過剰となりました。

石油からの収入で生きている中東の産油国も当然ながらダメージは大きく、OPECでは石油の生産制限をかけ、何とか損失を回避しようと試みました。

しかし、アメリカがその分大量に石油を精製するので、価格は安定するどころか底が抜けたように下落したのです。

さらに追い討ちをかけるニュースがあり、イラン南西部フゼスタン州で大量油田が見つかったとのこと。

原油埋蔵量は530億バレルで、この発見で世界の原油量がトータル30%超も増加することになる。

世界の原油余りに拍車がかかり、原油価格は下落、オイルメジャーはますます経営が苦しくなる。

特に懸念されるのがエクソン・モービル(XOM)で、シェル(RDSB)などがコスト削減に励む中、エクソンは設備投資予定額が2014年以降で最高の水準に引き上げたことを公表しています。

CEOのコメントによれぼ、年間の支出予算は年間平均320億ドルとなる予定で、2018年から24%も増えている。

投資しても原油価格が下落したら元も子も無いわけで、エクソンはオイルメジャーの中でも経営リスクが一段と高くなった。

シェルはコスト削減しても業績不振で株価暴落だったしエクソンが心配だ…

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