スクウェア・エニックス・ホールディングス(スクエニHD)の第2四半期決算が発表されました。
売上高は前年比8.2%増の1,207億円、営業利益は62.9%増の159億円、経常利益は6.1%増の109億円で増収増益でした。
業績に貢献したのは国民的ゲームである「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」や「FINAL FANTASY X/X-2 HDリマスター」がスイッチ向けでリリースされ売り上げを伸ばしたこと、またスマホ向けARゲーム「ドラゴンクエストウォーク」が大ヒットを記録していることです。
このゲームは今年9月にリリースされた位置情報ゲームですが、サービス開始の翌日にはApp Storeセールスランキングで、モンストやポケモンGOなどの強豪を抑えて1位を獲得、ダウンロード数もたったの2日で300万を突破したのです。
若者のみならず、お金を持っているサラリーマンが電車でぽちぽちプレイしている姿を結構見かけるため、売り上げはますます伸びるでしょう。
また、スクエニHDの目玉はなんと言っても来年発売予定のFINAL FANTASY VII REMAKE(FF7リメイク)です。
FNS27時間テレビで史上最長となる7分間のCMを放映したことでも話題となりましたが、内容を眺めるとまだ昔の本作をプレイしたことない若い会社員を窪田正孝氏が演じるストーリーで、ゲーム内容の紹介というよりも小ドラマに近いものに仕上がっている印象でした。
そもそも、FFは既に15までリリースされている長寿タイトルで、昔の作品がリメイクされることも比較的多くありました。
にも関わらず、20年前に発売されたFF7がなぜここまで話題なのか?と言えば、このゲームの登場によってゲームの歴史を変えてしまうほどのインパクトをもたらしたためです。
今でこそポリゴンなくしてゲームは語れない世の中になっていますが、昔のゲームは2Dやドット絵が主流で、ゲームで全編でポリゴンを使うなど考えられない時代でした。
ポリゴンは途方も無い膨大な作業となり、映画ならともかくたかがゲーム1つにそんな開発費を投じることなど難しかったためです。
しかし、あろうことか業界最大手のスクエニが、しかもFFのナンバリングタイトルで全編ポリゴンをやってしまったばっかりに、2Dやドット絵のゲームは陳腐化、任天堂などの他のゲームメーカーもポリゴンに追従せざるを得なくなったのです。
FF7は社会現象化し、今まで任天堂一強だった時代に、FF7ひとつでプレイステーションがゲーム業界の覇者に躍り出たのだ。
今回の完全リメイクが大きな話題となっているのは、そんな伝説のFF7のみリメイクが延々と作られなかったことの反動もあるのは間違いない。
なお、スクエニ株を買うには1単元(100株)50万円は最低購入資金として必要なのですが、「SBIネオモバイル証券」ならば1株から買えるだけではなく、Tポイントを購入費用に充てることが出来るので、投資初心者でも気軽に株を買えてオススメです。
FF7リメイクのためにPS4買ったわ!!
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