スクリーンショット 2019-11-08 12.02.55
プール付き高級マンションで月10万円貯金できる?! 

幸せ!ボンビーガールとは、2011年から日本テレビで放送されている人気番組です。

「お金がなくても幸せに暮らそう」をコンセプトに、毎回貧乏でも懸命に生きる女性にフォーカスした作りになっています。

国民の所得が減り続け、生活が年々苦しくなっていく世の中では、このような貧乏番組は一定層に大ウケで、視聴率を稼げる。

しかし、最近はさすがにネタが尽きたのか、露骨な番組編集が行われているとの声も多い。

たとえば、先月末に放送された内容は「マレーシアに移住すると人生が大逆転する」との口ぶりで、貧乏でも優雅な生活を送れるような編集にしていた。

劇団ひとりが実際にマレーシアで現地取材を行ったところ、家賃5万8000円の物件にはプールやジム、バーベキュースペース、パーティールームが設けられ、洋室30畳、家具家電も備え付けの豪華な物件を紹介された。

まだまだマレーシアは物価も安く、たとえばマレーシアにある日本企業に就職出来さえすれば給与が日本水準なので、確かに豪華な暮らしが出来る。

SPONSORED LINK


スクリーンショット 2019-11-08 12.01.41
マレーシアが物価3分の1はもはや過去の数字 

とはいえ、このような夢の生活は良い面ばかりではない。

SNSでは「マレーシアに住みたい!」との情弱の投稿が相次ぐ一方で、デメリットも多いと指摘されています。

たとえば、サービスの質が総じて低いこと、日本語が通じないこと、電車などの交通インフラが日本より整っていないこと、ネット回線が遅いこと、置き引きなどの軽犯罪が多いこと、デング熱などの東南アジア特有の病気があるなど、日常生活に支障を来たす事例は多い。

さらには病気になればアメリカのように高額な医療費を取られるし、外国人の税金は高く設定されているので、夢のようなセレブ生活を送れるかと言ったら答えはNoです。

そもそも、東南アジア各国の物価はガンガン上がっていて、いずれは日本と同等か、日本を抜き去る水準まで上げてくるでしょう。

堀江貴文氏が面白い話をしていました。

札幌で90分間のタイ式マッサージを受けた際の料金が、ポイント割引を使って5,000円だったそうです。

その後、東南アジアのタイに行った際にも本場のマッサージを受けたとのことですが、90分で500バーツ、そして、揉んでくれた人に200バーツのチップを渡しました。

合計700バーツで、日本円に換算すると2,500円です。

この結果から、札幌のマッサージ店と、タイのマッサージ店の料金の差は、もうたった2倍の差でしかないことが解ります。

同じ物価ならば、清潔でサービスの良い日本で住んだ方がよっぽど良い生活を送れるのは言うまでもありません。

日本こそ貧乏人が住みやすい天国に近い国なんだけどねぇ

SPONSORED LINK