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「葬儀する金がなく放置してしまった」

お金がなくて葬式を挙げることが出来ず、親の遺体を放置してしまうケースが相次いでいます。

特に高齢の親が引きこもりの中高年の子供の生活を支える中で生じる「8050問題」を抱えている家庭で起こりやすいのですが、一般人にもこの問題は人ごとではありません。

日本の葬儀ビジネスははっきり言ってボッタクリで、たとえば現在の日本の葬儀費用はおそよ200万円かかると言われており、さらにはお墓代は都心ならば300万円ほどの多額のお金がかかります。

そのため、そもそも親が死亡保険に入っておらず貯金もなし、子どもも生活ギリギリの暮らしをしている場合、金銭的に困窮するケースは多いのです。 

生きるにも多額の金がかかる日本ですが、死ぬにも数百万円の金が必要なのが日本という国なのです。

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では、出来るだけ費用を抑えて葬儀を行うにはどうしたら良いのでしょうか?

実は合法的に火葬から埋葬まで無料でやってくれる方法が存在するのです。

それは「献体」です。

献体とは、医療機関の解剖実習などのために遺体を提供することを指します。

大学の医学部の「白菊会」に本人が登録を行い、本人が亡くなってから家族がそこに連絡すれば大学側が遺体を引き取りに来てくれます。

解剖実習は年に1、2回行われ、家族の骨は実習が済んだら自動的に返却してくれます。

さらには、お墓に入れるお金がない場合は大学の合祀墓に納骨してくれるサービスもあるというから驚きです。

サラリーマンの年収が減り続け、貧困層が増え続ける日本では、多額の葬式代を出すのは困難な時代になりつつある。

解剖は医学の進歩に欠かせないものであり、献体をすることで社会貢献にも役立てることも出来る。

献体登録者は毎年増え続けているという

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