会社員がFXのために会社のカネを横領してしまう事件は昔から起きていますが、今度は日本マクドナルドでも横領が発覚したとのこと。
主犯は財務税務IR部統括マネージャー西町崇容疑者(38歳、現在無職)で、なんとこの1年でFXのために7億円を着服したそうです。
過去には伊藤忠商事に勤めるエリート社員が、FXの損失補填で6億円も横領した事件もありました。
逮捕された容疑者は、絵に描いたようなスーパーエリートで、進学校として有名な難関名門校である灘中学、灘高校からストレートで東大に進学、大学院を卒業した後に後伊藤忠商事に入社しています。
投資などしなくとも年収1,000万円以上余裕で稼げる環境にあるにも関わらず、彼がのめり込んだのはギャンブルの代名詞であるFXだったのでした。
夏休みなどの長期休暇中も、めまぐるしく動き続ける為替相場に夢中になり、仕事はおろかプライベートまで完全にFX一色に染まりきっていたとのこと。
結果的に莫大な損失を計上し、たった半年の間に6億円を着服しお縄になってしまいました。
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横領は犯罪なので、最悪の場合刑事事件にまで発展
また、以前は教師が生徒から集金したカネを使い込んでしまう事件がありました。
主犯は埼玉県川口市立戸塚中学校の男性教師(27歳、現在無職)で、教材費として集めた学年費885万円のうち、460万円をFX取引で使い込んでしまった。
3日後に全額返金をしたとのことで、不幸中の幸いなことに損はしていなかったとのこと。
しかし、これは立派な横領なので犯罪で、場合によっては刑事事件となり得ます。
そもそも、なぜFXに限って横領するケースが後を絶たないのでしょうか?
そもそも、なぜFXに限って横領するケースが後を絶たないのでしょうか?
FXが恐ろしいと言われるのは、射幸心を強烈に煽ることです。
射幸心とは、利益を得たい、苦労なく良い思いをしたいと言う心理を助長するもので、許容範囲を超えたレバレッジをかけます。
これで運良く勝てた人はますますレバレッジをかけるようになり、最終的には大損して損失補填も不可能になるわけです。
FXは人生一発逆転どころか、儲ける前に人生一発転落してしまうので、あくまで自己資金かつ余裕資金で始めるのが賢明です。
FXは人生一発逆転どころか、儲ける前に人生一発転落してしまうので、あくまで自己資金かつ余裕資金で始めるのが賢明です。
FXは夢がありますが、現実のものにならないから「夢」なのです。
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