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世界情勢に何かあれば真っ先に売られる日経平均 

SBI証券は個人投資家によるNISAの買い付けランキングを毎週発表しています。

10/14〜10/18のランキングを眺めると、一般NISAとジュニアNISAの堂々1位は日経平均ダブルインバースでした。
10/14〜10/18 NISAランキング
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 出典:https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/

そもそも、この株は日経平均が下がれば下がった分だけ2倍上がる性質を持つインデックスETFで、空売りのレバレッジ効果をETFで手軽に再現出来ることから、もともと個人投資家から絶大な人気を誇っていました。

なぜこの株が人気なのか?と言えば、理由はひとつしかなく「儲かるため」です。

世界的大富豪のW・バフェットは「空売りで億万長者になった者はいない」と売りから入る投資に否定的ですが、それは米国株の話であり、日本株には当てはまらなかったためです。

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日経平均は30年以上も低迷したまま 

たとえば、米国の株価指数であるNYダウやS&P500のチャートを眺めると、100年以上も上昇の一途を辿っており、W・バフェットは「100年後にはダウは100万ドルになる」とまで言い切っている。

しかし、日本の株価指数である日経平均やTOPIXを眺めると、1980年のバブル経済期を頂点に株価は3分の1まで急落、その後も30年以上も低迷を続けている。

この違いは米国と日本は国の性質が180度異なるためです。

米国はベビーブーマーの世代よりも今の若者の方が人口が多いピラミッド型になっており将来的に人口が増加していく構造になっています。

さらには増税するどころかトランプ大統領は大型減税に踏み切り、GAFAなどのイノベーターを続々と誕生させています。

一方、日本は世界最悪と言われる少子化が進んだだけではなく、団塊世代が高齢者になってしまった。

さらには米国に倣って減税するどころか増税を繰り返し、消費は低迷する一方です。

GAFAはもとより日本のユニコーン企業はフリマアプリの「メルカリ」のみで、イノベーションが全く起こらない社会構造で、どうあがいても米国や中国には勝てないことが露呈している。

景気が減速する前にこの状況では、もはや日本経済に望みはなく、数年後には日経平均は1万5,000円くらいまでは下がるでしょう。

今の22,000円という価格はどう考えても上がりすぎな状況であり、ダブルインバースを買うのは儲けられる賢明な投資判断になる可能性が高い。

米国株=買い、日本株=売りなのは投資の常識

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