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手仕込とん勝つカレーは大ヒットを記録した 

カレーチェーンのココイチが絶好調です。

先日発表した2019年3~8月期の決算は、純利益が前年同期比20%増の19億円でした。

ココイチは今年3月に高騰する人件費や食材の影響により、値上げに踏み切りました。

ココイチは上がり続けるコストに白旗を揚げた形であり、努力ではカバー不可能なところまで来ているとコメントを出していました。

実際、ココイチの決算は軟調で、客単価はアップし続けてはいるものの、お米などの原材料費や人件費がかさんだことで、純利益は減り続ける一方でした。

しかし、値上げして半年経った今、客足は減るどころか増える一方で、お昼時にもなれば多くの客が席が空くのを待っている盛況状態です。

既存店の客単価も2%も上がり、さらに期間限定で販売した「手仕込とん勝つカレー」は3カ月で約200万食を売り上げた。

ココイチの2020年2月期の通期決算は、売上高は前期比2%増の513億円、純利益は9%増の30億円を見込んでおり、株価も過去最高値を更新する勢いで上昇を続けている。

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株価は過去最高値を目指してガンガン上昇している 

そもそも、もともとココイチは具が全然無いのに1皿800円くらいすることから「高けぇ!」と言われ続けて来ました。

今回の値上げも「ただでさえ高いのに、また値上げしててわろすwww」とのコメントがネットに溢れかえっているわけですが、ココイチのカレーのクオリティは高いです。

アツアツの出来立てカレーやトッピング、そして程よい硬さのお米など、食べてみるとチェーン店なのに本格的な味を楽しめて、満足感が高いです。

さらに、特筆すべきは接客態度の良さで、店員はハキハキしていて、店への案内もスムーズです。

チェーン店にありがちな、しょーもない接客とは180度異なる高品質で、とても気持ちが良い。

そのため、多少値上げしたところで客足が途絶えることはなく、今回の消費税増税でもほとんど影響はないと考えられます。

最近は海外展開も活発で、高級志向のレストランとしてヨーロッパやアジア各国で愛されています。

来年にはカレーの本場インドでも進出することを公表しており、同社の成長フェーズは続いていきそうだ。

なお、ココイチ株を買うには1単元(100株)50万円は最低購入資金として必要です。

しかし、「SBIネオモバイル証券」ならば1株から買えるだけではなく、Tポイントを購入費用に充てることが出来るので、投資初心者でも気軽に株を買えてオススメです。

ココイチのカレーはまじで美味いから株価上昇は当然

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日本一の変人経営者
宗次 徳二
ダイヤモンド社
2009-11-13